の予想

11月2日 東京11R 天皇賞(秋)(G1)

  • 馬連

    1点

    1

    -

    8

    1500円

  • 馬連

    1点

    1

    -

    2

    1300円

  • 馬連

    流し

    2通り

    1

    相手

    5

    13

    各3000円

  • 3連複

    軸1頭流し

    6通り

    1

    相手

    2

    5

    8

    13

    各200円

購入:10000円(10通り)

このレースの収支

払戻:0円
収支:-10000円

の見解

 今年の天皇賞(秋)の目玉は皐月賞馬イスラボニータの参戦でしょう。3歳世代トップクラスのイスラボニータvsG1・7冠目が懸かるジェンティルドンナ、天皇賞(春)2連覇のフェノーメノ、昨年の菊花賞を圧勝したエピファネイアの強豪古馬たち。イスラボニータは先週の菊花賞でトーホウジャッカルがド派手に勝って、「今年の3歳世代はレベルが高い」というイメージを作り上げたこと、斤量56kgで出走できることで、今回も1番人気に支持されました。

 さて、そのイスラボニータは真に強いのでしょうか? No.1予想の「今週の見どころ」で詳しく綴りましたが、実は前記の強豪3頭と互角に戦えるだけの能力の裏付けがありません。この馬は追走力も、決め手も並みの馬以上にあり、弱点も何ひとつないことが魅力で、例えば菊花賞でワンアンドオンリーと同じ枠順を引いたとしても、先行することで外枠のロスを最小限に止めて掲示板は確保していた可能性が高いでしょう。幅広い展開に対応できることがこの馬の魅力であり、今回で更に成長力を見せる可能性もあります。しかし、あくまでも挑戦者の立場でありながら、1番人気だからこそ今回は割り引きます。

 また、かつては秋のG1を狙う馬たちが集う、G1に限りなく近いスーパーG2と言われた毎日王冠や京都大賞典も、近年は一流馬不在で、ローカルG3のほぼ延長上の決着。京都大賞典の上位2頭はそれなりのレベルにありましたが、3着以下は平凡の指数。毎日王冠は新潟記念やオールカマーと同等のPP指数で、天皇賞(秋)がG1であるならば、容易に通用しないでしょう。前哨戦組からヒモ候補を選ぶとすれば、その手前の成績が優秀で、毎日王冠や京都大賞典、オールカマーが叩き台の可能性がある馬を選びたいです。

 よって、◎には3強の中でもっとも勝負度合いの高いジェンティルドンナを推します。この馬はジャパンCを2連覇しているように能力上位は明らか。昨年の天皇賞(秋)は、逃げ馬トウケイヘイローのオーバーペースを追い駆けたために2着に敗れました。トウケイヘイローを負かしに行かなければ、勝ち馬ジャスタウェイを負かしていたとまでは言いませんが、4馬身も突き放されることはなかったでしょう。今年はトウケイヘイローのような強烈な逃げ馬不在。自分のペースで競馬ができれば、宝塚記念9着から立て直されてのこの一戦は上位争いが濃厚です。

 ○はキズナ世代の菊花賞馬エピファネイア。今年の4歳馬は不作と言われていますが、折り合いを欠きながら前につけて行って圧勝した菊花賞の内容が実に強く、“キズナを超えたか…”と思わせるものがありました。その後の芝2000mの2戦の内容が物足りないために、“エピファネイアはステイヤー”のイメージが出来上がりますが、皐月賞で2着の実績を考えると巻き返しがあっても不思議ではありません。この馬は鞍上がペース優先主義の福永騎手ということもあり、いつもペースにあわせた優等生の騎乗をさせられているのですが、序盤で脚を溜めて道中から捲っていくという、スタミナ任せの型破りの競馬をした場合には、この距離でもえげつない強さを見せると信じている馬です。また、馬場が悪化すればするほど、チャンスが広がる馬でもあります。

 ▲はデビューから4連勝で一昨年のNHKマイルCを制し、5戦目で毎日王冠を制したカレンブラックヒル。この馬は簡単には前で立ち回れなくなってから成績が崩れだしたように、本質は行くしかない逃げ馬。休養明けの前走オールカマーでは、とりあえず逃げることが出来ているので、休養明け2戦目で再び逃げられる組み合わせのここは上位争いを期待したいです。道悪馬場が気になるところではありますが、後続勢に可愛がってもらえればチャンスはあるでしょう。

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