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最速の月曜公開!全重賞の展望をお届けします

6月15日 東京11R エプソムC(G3)

netkeibaデスクの見解

※月曜段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 東京開催後半戦の名物重賞で、基本的には新潟大賞典から続く裏街道に位置します。安田記念の翌週で似たような距離なのにかかわらず、良いメンバーが揃うのが毎年の恒例。秋のG1戦線に向けた登竜門のような役割もあって、去年は今をときめくジャスタウェイも出走していました(2着)。

 マイネルラクリマはこの路線の安定勢力です。G3では58キロを背負わされるのが普通なので今回57キロで出走できるのは魅力です。左回りの1800mも守備範囲。上がりが速い競馬になると切れ味負けする傾向がありますが、先週末の雨でダメージを受けた今の府中ならばその心配はありません。むしろ、芝の不良で2勝を挙げているようにタフな馬場は得意にしています。

 ディサイファはオープンに昇級してから足踏みが続いていますが、ここ2戦で負けたのがスマートレイアーにグランデッツァと、G1でも人気になるような実力馬ですから、相手が悪かったのも事実です。ディープインパクト産駒ながらタフな馬場は苦にしないタイプで、他馬の切れ味がそがれるぶん今の馬場状態はプラスと考えられます。

 マジェスティハーツは最近東京でG1を3連勝しているハーツクライ産駒。重賞制覇まであと一歩のところまで力をつけており、今回は鞍上に横山典弘騎手を迎えて必勝を期します。

 ダークシャドウは近走冴えないレースが続いていますが、東京芝1800mはベストの条件。G1で好勝負した実績馬がG3まで降りてきたら軽くは扱えません。

 タマモベストプレイはきさらぎ賞の勝ち馬で、おそらく今回の条件がベストに近いはず。トーセンジャガーは前開催の時計がかかった中山で勝ち星を挙げているように、タフな馬場状態ならば一発を秘めています。マーティンボロはここ4戦で3勝の上がり馬で、中日新聞杯に続く重賞連覇を狙います。ただ、この馬は小柄なディープインパクト産駒で切れ味を武器にしていますから、現在の東京コースでは一枚割り引いて考えるべきでしょう。

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