丹下日出夫の予想

丹下日出夫

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問答無用の決定力!週末の特別レースを完全に制圧します!

6月8日 東京11R 安田記念(G1)

  • 馬単

    1着流しマルチ

    12通り

    1着

    10

    相手

    1

    7

    9

    13

    16

    17

    各300円

  • 3連単

    1着2着流しマルチ

    30通り

    1着

    10

    2着

    17

    相手

    1

    7

    9

    13

    16

    各100円

  • 3連単

    1着2着流しマルチ

    30通り

    1着

    10

    2着

    16

    相手

    1

    7

    9

    13

    17

    各100円

購入:9600円(72通り)

このレースの収支

払戻:0円
収支:-9600円

丹下日出夫の見解

【総合力で圧倒】ジャスタウェイの快進撃は続く。ターニングポイントとなったのは4歳秋。ジェンティルドンナ以下を瞬時に0秒7差と置き去りにした天皇賞・秋を起点に、中山記念は内一気に0秒6差。ドバイ・デューティフリーの5馬身差圧勝・レコ勝ちで、父ハーツクライ同様、ドバイの地で世界を瞠目させ、同産駒の成長力の在り処も誇示。海外遠征明けの一戦となるが、一週前の栗東坂路・52秒1―38秒0―11秒9で、体調と脚力の在り処を存分に披露。実力勝負の東京マイルは、中距離型のウオッカやダイワメジャーの戦績が示す通り、総合力なくしては勝ちきれない。馬場が渋れば、底力がよりモノを言う。

逆転の切り札はワールドエース。皐月賞2着、ダービー4着から1年8か月。白富士Sで久々に実馬を見させてもらったが、なるほどダービー1番人気。器、箱の違いとは、こういうものなのか――陶然とした思いに駆られたが、白富士Sはさすがに長欠明け。慎重に構えたぶん4着に敗れたものの、叩き前進は当然。マイラー転身も方向性とすればたぶん正解だろうとは思っていたが、次走のマイラーズCは1000m通過が57秒8―1400m通過・1分20秒1というミドルラップを、前の馬に乗りかけんばかりの勢い。年明けからの京都開催一番の高速馬場とはいえ、ラスト3Fのレースラップは11秒4―10秒9―11秒3(3Fは33秒6)。対するエースの上がりは33秒2。推定10秒台のラップを2F連続でたたき出している。

割って入ればトーセンラー。4歳春の3200m・天皇賞2着から、切れ味をいかすべく、秋はマイルチャンピオンシップへと大胆に舵を切ってきたが、外一気で既成勢力を圧倒。マイル路線の新たな道を自身の脚で踏みならしてきた。二走前の京都記念の敗因は、スローに加え58キロ。京王杯SCは挫石で回避するなど、小さなアクシデントはあったが、翌週からすぐ乗り込みを再開。3歳春のクラシック時の430台から、470キロ台へと馬体も充実。その数字通り、重量感あふれるフットワークは若駒時代とは別馬。東京の坂・左回りという課題も、今なら苦にならないとみた。

レコ勝ちの反動だけは、なんともいえないが、グランデッツァにも単の資格。スプリングS完勝は遂げたものの、道悪を走り抜いた反動もあったのだろう。1番人気に推された皐月賞は5着、ダービーは10着に敗れ1年8か月もの長期休養を余儀なくされ、脚にソフトなダートを使い慎重に体調を探りもしたが、都大路は1分43秒9の日本レコードで5馬身差の独走。父アグネスタキオンの、最大最後の後継者と目ざれた大器が復活の狼煙。

マイラーズC2着のフィエロは、前回先着を許したワールドエースを目標に馬を動かしていけば、自ずと岩田にもチャンスの芽が出てくる。ホエールキャプチャも、今回はチャレンジャー。早めロングスパートで勝機をうかがいに出る。

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