の予想

6月8日 東京11R 安田記念(G1)

  • 単勝

    1点

    7

    2700円

  • 馬連

    流し

    2通り

    7

    相手

    8

    10

    各500円

  • 馬連

    流し

    4通り

    7

    相手

    3

    9

    13

    14

    各300円

  • 馬連

    流し

    3通り

    7

    相手

    1

    2

    17

    各200円

  • 3連複

    フォーメーション

    21通り

    1着

    7

    2着

    8

    9

    10

    相手

    1

    2

    3

    8

    9

    10

    13

    14

    17

    各100円

  • 3連単

    フォーメーション

    24通り

    1着

    7

    2着

    8

    9

    10

    相手

    1

    2

    3

    8

    9

    10

    13

    14

    17

    各100円

購入:10000円(55通り)

このレースの収支

払戻:0円
収支:-10000円

の見解

 いつものように、過去10年の安田記念の調教傾向を重視する予定でしたが、東京競馬場では雨が降り続いている模様。8日に雨が止んだとしても、馬場悪化は避けることができず、重馬場もしくは不良馬場でのレースになることが想定できます。過去10年のうち、稍重だった2004年が最も馬場が悪く、あとは良馬場。よって、過去10年に遡って「春開催東京芝1600m、Cコース、重馬場もしくは不良馬場」というレースを検証しました。

 クラスは不問で、上記条件に該当したのは11レース。その半数以上にあたる、6レースの優勝馬が「馬ナリ平均」系統の調教タイプでした。ちなみに、馬ナリ平均は中間の追い切りの強さがすべて馬なり。一杯に追わなくても速い追い切り時計が出るような「前向き」な馬がこの調教タイプに該当することが多くなります。

 馬場状態が悪いということは、芝が緩いということ。スピードに乗って走るためには、自ら前に進んでいく「前進気勢」が必要になる、という話は数十年前の白井寿昭調教師のインタビューでも書いたことがあります。そんな現場からの声が、数字になって表れているのが、馬ナリ平均系統の好走でしょう。

 ◎ホエールキャプチャは乗込坂路。出走メンバーの中で、適性調教タイプに該当するのは、この馬しかいません。問題は最終追い切り美浦坂路でのラスト1Fの時計。前走時に「1F12秒を切るか切らないかが、この馬にとって、好走と凡走の境目」と記しました。今回は12.1秒。0.1秒でも遅ければ、評価すべきでない、という声があるかも知れません。ただ、前走時の1F12.5秒からは0.4秒速くなっています。これは今回の方が明らかに馬の状態が良いことを示しています。

 それは主観的な部分を見ても分かります。それが「耳」。ホエールキャプチャは勝つ時、追い切り時に調子が良い時は「耳を立てる」という癖があります。前走時の追い切りでは耳が立っているシーンはVTRに映っていませんでした。しかし今回はしっかりと耳を立てています。最も速いラップを踏んだ箇所の手前で耳を立てたくらいですから、そのくらい余裕があるということでしょう。

 ○ジャスタウェイは特に評価を下げるような追い切り内容だったわけではありません。むしろ、1週前追い切りの内容も加味すれば、順当に本命を打つべき存在かも知れません。ただ、雨馬場になる今回は調教適性がホエールキャプチャに劣るという予想にしたため、対抗評価になっただけです。

 ▲ミッキーアイルは安田記念に向けて、追い切り内容を強化。最終追い切りが栗東坂路で4F自己ベストを更新しましたし、追い切り本数も非常に多くなっています。これはひいらぎ賞の時の内容に似ており、当時の馬の状態がベストだと話す音無秀孝調教師ですから、今回は最高の仕上げになったと思います。

 ☆ダノンシャークは最終追い切りで栗東坂路1Fの自己ベストを更新。そのくらい、体調に関しては文句ない状態なのでしょう。ここまでは3連複フォーメーションの2頭目に評価しています。

 △カレンブラックヒルは追い切りの動きが素軽く、自ら動ける前進気勢を感じる気配。△フィエロは2週連続の併せ馬先着が評価対象。△クラレントも最終追い切り併せ馬先着は好走時追い切り内容。△グランデッツァは前走時の最終追い切りよりも内容良化。△レッドスパーダは雨馬場で美浦坂路追い切りが適性高いので評価。△ワールドエースは前走時の内容の方が良く感じますが、池江泰寿厩舎の勝負調教で押さえます。

1.グランデッツァ
今回:標準多め坂路
前回:標準坂路

2.レッドスパーダ
今回:標準多め坂路
前回:標準多め坂路

3.カレンブラックヒル
今回:標準坂路
前回:標準多め坂路

4.リアルインパクト
今回:標準併用
前回:標準多めトラック

5.エキストラエンド
今回:標準多め坂路主体
前回:標準多め坂路主体

6.グロリアスデイズ
今回:標準トラック
前回:海外

7.ホエールキャプチャ
今回:乗込坂路
前回:乗込坂路

8.ミッキーアイル
今回:標準多め坂路
前回:標準坂路

9.ダノンシャーク
今回:標準坂路
前回:標準多め坂路

10.ジャスタウェイ
今回:標準多め坂路
前回:海外

11.ショウナンマイティ
今回:標準トラック
前回:馬ナリ平均併用

12.グランプリボス
今回:標準坂路
前回:標準多め坂路

13.フィエロ
今回:標準多め併用
前回:標準併用

14.クラレント
今回:標準坂路
前回:標準坂路

15.サダムパテック
今回:急仕上げ坂路
前回:一杯平均坂路

16.トーセンラー
今回:標準多め併用
前回:標準併用

17.ワールドエース
今回:標準多め坂路
前回:標準坂路

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