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2月2日 東京11R 根岸S(G3)

netkeibaデスクの見解

 フェブラリーSへの前哨戦。G3ですがグレード別定と実績馬にも参戦しやすい条件で、例年ダートの強豪が多数集結して豪華なメンバーになります。

 あまりにも強力なメンバーになるせいか、毎年厳しい展開で上がりがかかって、差しや追い込み馬がゴール前で飛び込んでくる、というレースになるのが特徴です。4コーナーで5番手以内にいた先行馬が勝ったのは、過去10年ではフェラーリピサ(重馬場)とメイショウボーラーの二頭だけ。このレースを先行して押し切るためにはよほどの実力の裏付けが必要だということになります。

 人気を見ても、1番人気での勝ち馬はメイショウボーラーとワイルドワンダーだけ。実績に劣る馬が展開を味方につけて大駆けするのがこのレースの通例で、去年の勝ち馬メイショウマシュウと一昨年の勝ち馬シルクフォーチュンは、前走でオープン特別のギャラクシーSを3着に敗れていました。いつも追い込んで届かないようなじれったい馬が陽の目を浴びるのがこの根岸Sなのです。

 シルクフォーチュンは一昨年のこのレースの勝ち馬。前走のカペラSで3着しているように、8歳でも力量に衰えはありませんし、ここは56キロで出走できるのは有利です。直線が長いコースの1400m戦はベストの舞台で、久々の重賞制覇のチャンスでしょう。

 ブライトラインは昨夏の上がり馬。一線級との初対戦になったジャパンカップダートでも崩れなかったのは立派です。東京ダート1400にも実績がありますし、条件に不足はありません。ドリームバレンチノは芝からダートに転身して2戦ですが、JBCスプリント2着、兵庫ゴールドトロフィー勝ちと、早くもこの路線のトップクラスまで上り詰めてきました。前走は59キロを背負って圧勝ですから、ここのレースぶり次第ではダート界の頂点が見えてきます。

 ノーザンリバーは前走のカペラSがダートでの重賞初制覇でしたが、芝でもアーリントンC勝ちがあり、距離の1400mも走り慣れた距離ですから、ここも好勝負が期待できます。この路線の安定株アドマイヤロイヤル、同条件のペルセウスSを好内容で完勝したゴールスキー、久々も実力あるダノンカモンが押さえ。

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