馬連
1点
6
9
3000円
流し
3通り
12
13
15
各2000円
2通り
2
14
各500円
購入:10000円(6通り)
払戻:0円 収支:-10000円
秋のG1・第1弾は、新潟で行われるスプリンターズS。新潟では今から12年前の2002年にも行われたこともありましたが、当時は新潟の連続開催12週目の最終日ということもあり、馬場悪化が懸念されました。そこで仮柵設置のBコースが設けられ、A→B→A→B→Aと何週かBコースを使われたことで開催終盤になっても馬場状態はそれほど悪化せず、結局、逃げ馬ショウナンカンプの直後につけたビリーヴ(1着)、アドマイヤコジーン(2着)、そしてショウナンカンプ(3着)の先行勢3頭で決着しました。 今年は一貫してAコースの新潟の連続開催10週目の最終日で行われますが、先週の新潟芝1200mのセプテンバーS(1600万下)で、ルチャドルアスールが逃げ切ったように、馬場状態はそれほど悪くありません。本日、土曜日は稍重スタートでさすがに先週よりも時計が掛かっていましたが、展開ひとつで前が残ることも出来ていました。 今年のスプリンターズSは、今春の高松宮記念を消耗戦へと導いたエーシントッップは除外で、逃げ馬はハクサンムーンとコパノリチャードの2頭。逃げるのはテンのスピードが一番速いハクサンムーンで、ハクサンムーンが出遅れればコパノリチャードがハナへといったところでしょう。強い先行馬といえば、昨年のCBC賞でハクサンムーンを撃破したことがあるマジンプロスパーくらいで、下級条件ならば行った、行ったの展開も視野に入れて馬券を組み立てなければなりません。 しかし、スプリントのG1戦ともなると、離れたところで2列目を形成することは、まず、ありません。なぜなら、離れた2列目で競馬をすることは、「勝たなくてもいい」とある意味、勝負を捨てているポジションだからです。ハクサンムーンやコパノリチャードはそこまで絶対的な存在か? 隙あらばどの馬かが負かしに動くのではないか? また、最近のハクサンムーンは出遅れ常習犯で、コパノリチャードはぶっつけ本番となれば、差し勢が負かしに行く可能性が高いです。 しかし、本来は自分から動くのが苦手な差し勢が前を負かしに動けば、失速することが多いもの。よって今年のスプリンターズSは追い込み馬の出番と見ました。◎には王者ロードカナロアが去った後に彗星のごとく現れたストレイトガールを据えます。 この馬はロードカナロアが安田記念を勝った翌週の函館で9ヵ月の休養明けから復帰し、いきなり1000万下の水準決着指数を上回るPP指数で500万下2着。そこから連勝街道まっしぐらで、昨年のキーンランドC2着。今年はシルクロードSを勝ち、春の高松宮記念では3着に善戦しました。続くヴィクトリアマイルでも3着でした。 その次走となる前走函館スプリントSでは、前有利の馬場コンディションで、追い込み馬にとっては最悪の2番枠。春のG1を大目標にした後の一戦だったこと、前走芝1600mを後方から競馬をした直後だったこと、本来5歳牝馬は斤量54kgのところを2kg増量されたたために、前に行ける脚が全くなく、外から被されて能力を発揮することなく11着に敗れました。 しかし、今回は仕切り直しの一戦。前走でキッチリ負けたことで、疲れも抜けているでしょうから、より今回での巻き返しの可能性が高まります。また、キャリアの浅い5歳馬ですから、更なる成長力もあるかもしれません。今回は意外と人気で残念ですが、セントウルS終了時から、スプリンターズSではこの馬を本命にすると決めていたので素直に狙います。 ○は消耗戦となった今年の高松宮記念で圧倒的なレースをしたコパノリチャード。今年の高松宮記念は道悪だったことから、この馬はあまり高速馬場適性がないと思われているようですが、本当にそうだとしたら、1分20秒7で決着した今年の阪急杯を勝てるはずもありません。真に力をつけたのでしょう。不安点は、今回がぶっつけ本番であることくらいです。 ▲は現3歳世代牝馬のトップクラスの1頭として、2歳時の早くから活躍してきたベルカント。近3走は期待を裏切っていますが、桜花賞はフィリーズレビューで休養明けながら好走した疲れが残っていたもの。前々走のCBC賞は逃げ馬にとってとても厳しい中京芝で逃げたことが裏目に出たもの。前走の北九州記念は4コーナーで内目を通った馬が上位独占したレースで小差の6着ならば悪くありません。実際、同様な負け方をしたエピセアロームはセントウルSで3着に巻き返しています。3歳牝馬なので今回は53kgと負担重量も軽く、キレは増すでしょう。要警戒の一頭です。
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