丹下日出夫の予想

丹下日出夫

お気に入り

お気に入り

登録済

問答無用の決定力!週末の特別レースを完全に制圧します!

8月31日 新潟11R 新潟2歳S(G3)

  • 馬単

    1着流しマルチ

    12通り

    1着

    4

    相手

    1

    7

    13

    15

    16

    17

    各300円

  • 3連単

    1着2着流しマルチ

    30通り

    1着

    4

    2着

    17

    相手

    1

    7

    13

    15

    16

    各100円

  • 3連単

    1着2着流しマルチ

    30通り

    1着

    4

    2着

    7

    相手

    1

    13

    15

    16

    17

    各100円

購入:9600円(72通り)

結果

【馬単】
300円 × 16.0倍 = 4800円

このレースの収支

払戻:4800円
収支:-4800円

丹下日出夫の見解

【全身が筋肉】ミュゼスルタンはクビ差し厚く後肢は隆々。腹回りも古馬然としてズンと実が入り、これぞA級マイラーのお手本。デビュー前は激しい気性も噂されたが、いざ実戦では前半1000m・1分3秒3のスローも、好位のポケットで折り合いはピタリ。鞍上がちょいと合図を送るや、11秒8-10秒7-11秒2(3Fは33秒7)というレースラップにも即座に対応。ゴール前は手綱を押さえる感じで、自身の上がりは推定10秒9前後。レースセンスも内容もパーフェクトに近い。直前の芝調教では主戦の柴田善が跨り、その資質に改めて唸ったと聞くが、一週間は南Wで6F・80秒5-64秒9-37秒6-12秒8を強め。2歳夏でこれほどタフな調教をこなせる馬というのも稀だ。鞍上の柴田善は急がず騒がず。新潟2歳Sは、いかに勝ち気を押さえて末脚を温存するか。昨年のハープスターや、自身で手綱をとったモンストール然り。直線勝負の心構えもできている。

逆転があればナヴィオンの切れ。上がり32秒7という数字が一人歩きしている感じもあるが、前者ミュゼスルタンは稍重で1分37秒0・上がりは33秒2。対するこちらは、良馬場で1分37秒3・レースの上がりは11秒5-10秒5-11秒8(3Fは33秒8)。一気に前をのみ込んだ1Fの推定ラップは10秒8前後と、本命馬と内容は互角。新馬戦は単に、初の手合せで的場も慎重に構えたが、引っかかる感じはなかった。競馬と言うのは、ひとつ前に動かして行くことで、逆に切れを損なうケースもあるけれど、前走を信じて乗れば自然と道は開ける。

血統・馬体・競馬のスケールなら、東京1800mを上がり33秒9で駈けたアヴィニールマルシェ。ただ、1800mより新潟マイルを経験した馬のほうが流れに乗りやすいのは確か。走破タイムは1分52秒7、レースラップは11秒9-11秒1-11秒3。ラップを精査すると、昨年の同時期・東京1800mの新馬を勝ったマイネルフロスト(後にダービー3着)は1分50秒9。レースラップも、11秒7-10秒9-11秒1という厳然たる10秒台のラップが内包されていたが、それよりは若干劣る。むろん、世代が異なれば相手関係も異なる。前走後の変わり身もあるけれど、ラップの精度は新潟組が上だ。

惑星はブリクスト。1分23秒3は、同じ中京1400mの新馬を勝ったハープスターより1秒2速く、上がり34秒4も0秒1速い。チチカステナンゴ産駒とディープ産駒のハープスターは同列には扱うのはちょっと乱暴だろうが(笑)、中京1400mの坂越えの先には新潟マイルがあることをハープも証明している。

ダリア賞を1分22秒3の駈けたワキノヒビキも、加速ラップが1F延長はよしといっている。ゴッドバローズは、粘り気の多い福島の芝を11秒6-11秒6でパンチアウト。ステイゴールド産駒は、去年のレッドリヴェールのような大駈けの要素を常に秘めている。

このレースの予想一覧