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最速の月曜公開!全重賞の展望をお届けします

7月13日 福島11R 七夕賞(G3)

netkeibaデスクの見解

※月曜段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 夏の福島の名物レース・七夕賞。かつては1番人気が勝てない時代が長く続いて、「荒れる重賞」の代名詞のような存在でしたが、近年ではそんなことはありません。人気馬が普通に結果を残す当たり前の中距離重賞になりました。

 馬場があまり傷まなくなったのがひとつ。また、サマー2000シリーズの創設など、夏の中距離重賞路線の整備が進んだ結果、各馬がそれぞれに適したレースを選んで使うようになったこともあって、昔のような大波乱が起こる余地は少なくなっています。

 マイネルラクリマはG3では頭ひとつ抜け出した存在です。前走のエプソムカップ(2着)は海外遠征帰りで一本追い足りない状態でしたが、地力の高さを見せつけました。昨年の当レースの勝ち馬ですから、もちろんコース替わりは歓迎。今回はハンデとの戦いという局面になりそうですが、いまの充実ぶりなら克服は可能と見ます。

 ラブリーデイは目黒記念で人気を裏切る形になりましたが、先行馬が総崩れになる厳しい流れを早めに動いたもので、敗れてなお強しという内容でした。距離の短縮は歓迎でしょうし、昨年小倉記念で2着があるように小回りも問題ありません。

 ダイワファルコンは福島記念を2勝しているコース巧者です。昨年はマイネルラクリマを負かしていますから、ここも当然争覇圏内に入ってきます。3ヶ月の休養明けになりますが、もともと目標にしていたレースですし、鉄砲も苦にしないタイプ。

 グランデスバルは重賞初挑戦だった目黒記念は9着に敗れましたが、前述の通り厳しい流れを引っ張ってのもので、実績のある福島に替わっての巻き返しは充分考えられます。

 同様の理由でアドマイヤブルーにも要注意。ダコールは重賞に入るとあと一歩足りませんが、休養明けをひと叩きしたことで体調面の良化は確実です。マデイラは前走京都の超高速馬場で見せ場なく終わりましたが、パワーを要する福島に替わって一変の可能性があります。

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