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　函館スプリントSで顕著な調教傾向。競馬予想TV!で「調教チャート」を使って予想していますが、その項目のひとつ『スピード』が『4』以上だった馬の好走。これは2010年以降という期間になりますが、スピード4が[1-1-1-3]で単勝回収率300%、スピード5が[2-0-1-1]で単勝回収率273%という数字。昨年はこれを重要視して、パドトロワに◎を打つことができました。

　今年はスピード4が該当馬2頭。○ガルボではなく、◎レオンビスティーを重視したのは、併用調教。基本的に函館芝1200mは栗東坂路の併用調教馬が激走する舞台。パドトロワも併用調教だった点を重視して、外枠でもレオンビスティー。

　本馬は2012年に同レースに出走して惨敗。しかし、当時は最終追い切り場所が函館ダート。しかも時計の遅い内容でした。実力を発揮できなくて当然の仕上げだったことを考えると、今回がようやく本来の力を出せる状況になりました。

　○ガルボは1週前追い切りの5F時計が非常に優秀。また、最終追い切りの時計も優秀ですが、どちらも一杯に追われてのもの。このレースは調教タイプでいう、一杯平均系統の優勝は過去10年でありません。この枠は願ってもない条件ですが、調教タイプ重視だとこの評価。

　▲ストレイトガールはこの調教パターンからは推奨できないものの、調教タイプが馬ナリ平均併用で藤原英昭厩舎の勝負調教。ここを使って、スプリンターズSという路線が確定しているということが、勝負調教を裏付けています。

　△フォーエバーマークは中2週、中3週で好走している時の調教内容と今回の調教内容がほぼ同じなので、評価するしかありません。最後は、大外枠は不利だと分かっていても、須貝尚介厩舎の勝負調教に該当した☆クリーンエコロジーは評価したいところ。

1.ハノハノ
今回：標準併用
前回：急仕上げ坂路

2.ストレイトガール
今回：馬ナリ平均併用
前回：標準併用

3.ガルボ
今回：急仕上げトラック
前回：標準トラック

4.ツインクルスター
今回：標準トラック
前回：標準トラック

5.スマートオリオン
今回：軽目トラック
前回：馬ナリ平均坂路

6.フォーエバーマーク
今回：馬ナリ平均トラック
前回：標準トラック

7.メモリアルイヤー
今回：標準トラック
前回：標準坂路

8.アースソニック
今回：標準併用
前回：一杯平均坂路

9.クリスマス
今回：軽目トラック
前回：標準トラック

10.ローブティサージュ
今回：標準少めトラック
前回：標準多め坂路

11.レオンビスティー
今回：標準少め併用
前回：標準坂路

12.セイコーライコウ
今回：馬ナリ平均坂路
前回：標準坂路

13.ヤマニンプチガトー
今回：標準トラック
前回：乗込坂路

14.クリーンエコロジー
今回：馬ナリ平均トラック
前回：標準坂路