最速の月曜公開!全重賞の展望をお届けします
夏の小倉のクライマックスは、2歳馬によるスプリント決戦。夏の小倉が2週間短縮されたことと、丈夫で傷みにくい野芝「エクイターフ」が導入されたことによって、昨年の本レースの勝ちタイムは1分7秒台に突入。レースレコードでの決着になりました。先週末に雨中で競馬が行われたことで、芝コースのダメージは心配されますが、基本的には時計勝負が想定されます。自身の持ち時計を更新できる「上昇度」が好走の条件になるでしょう。 エイシンキサナドゥの新馬戦はスタート後に挟まれて流れに乗れませんでしたが、大きく外を回しての差し切りで他馬を問題にしませんでした。時計は平凡ですが、大型馬で柔らかいフォームの持ち主だけに、時計勝負への適性は充分と見ます。重賞で厳しい流れになって、この馬の真価が発揮されるのではないでしょうか。 ベルカントは抜群のダッシュ力を見せて、初戦を5馬身差で圧勝しました。2歳馬離れした脚力の持ち主です。過去のこのレースでは逃げ馬が苦戦する傾向がありますが、この馬に関してはスピードの違いで逃げただけで、控える競馬も問題ないはずです。 ラブリープラネットは、中京での新馬勝ちが稍重馬場ということもあって平凡な時計ですが、2着に負かしたホープタウンが次走で小倉の未勝利をタイレコード勝ちしていることを思えば、力量はオープンでも上位に見ておくべきでしょう。トレーニングセール出身で、完成度の高さがセールスポイント。 同じくトレーニングセール出身で器用な差し脚を見せたベルルミエール、新馬をレコードで逃げ切ったホウライアキコ、9年前の勝ち馬コスモヴァレンチの娘マイネヴァリエンテ、坂路で古馬顔負けの時計を叩き出しているネロまで押さえます。
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