問答無用の決定力!週末の特別レースを完全に制圧します!
【前途洋々】ベルカントで、ほぼいける。デビュー戦は1番枠もあって発馬で後手。ハナを奪うまでに、0秒5前後のロスがあったが、2F目からは10秒5-11秒2-11秒2。流れるような快ピッチを馬なりで先頭。ゴール前1Fは、手綱を緩める余裕で、後続に5馬身差。1分8秒4も、初陣とすれば上出来だ。良質サクラバクシンオー産駒らしく、ブレが少なくフォームそのものに無駄がない。ひと叩きしたことで筋肉が盛り上がり、中間の良化振りにも目を見張る。良質スプリンターとしての前途は洋々。V2で小倉2歳S奪取が濃厚。開幕週はだけに多少割り引く必要があるが(毎年のように開幕週は2歳レコード多発)、記録ならホウライアキコ。前半3Fを34秒0-後半3Fを33秒8というバランスのよさで、初陣を1分7秒8でレコ勝ち。函館2歳Sを勝ったクリスマスにも共通するところ大の、いかにも小股の切れ上がったスピード牝馬。上がり33秒8というラップ的を思えば、ベルカントをもってしても追いつけない、逃げ切りまでを頭に入れておきたい。両者が激しい先陣争いを繰り広げれば、ラブリープラネットが一角崩し。中京1200mのデビュー戦は1分11秒2と、時計に説得力はないものの、最終週の荒れ馬場。平坦の小倉に替われば、普通に時計も1分8秒まで詰まるだろうし、小気味のいいピッチ走法の外差しの脚は、小倉2歳Sでこそ。前走を1分8秒3の好タイムで突破してきた、マイネヴァリアントも走破圏。デビュー前一頓挫あり新馬戦は3着。2戦目の勝ち上がりとなったが、1分8秒3は同週の3歳未勝利と0秒3差。430キロ台と数字的には頼りないが、馬体減もなくレース内容は実に健やか。母は小倉2歳Sの覇者、半兄ドリームバレンチノは現スプリントシーンのナンバー2。血統の追い風もビュービューと吹いている。エイシンキサナドゥの母は、米GI・プリンセスルーニーH他、重賞3勝。フォーティナイナー系の父に、母系はストームキャット系×コジーンの、530キロの巨体を誇るアメリカン。昨年のエーシントップ的な匂いのする、良質パワーマイラーながら、新馬戦の走破タイムは1分9秒4、ラップも平凡。本質はやはりダートにあり?。モツれてウインスプラッシュのキャリア。
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