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最速の月曜公開!全重賞の展望をお届けします

11月23日 京都11R 京阪杯(G3)

netkeibaデスクの見解

 秋の京都を締めくくるスプリント重賞です。一昨年の勝ち馬がロードカナロアで、去年の勝ち馬がハクサンムーン。両馬のその後の活躍はご存知のとおりで、この秋のスプリンターズSではワンツーを決めました。距離が1200に短縮されてからの7年間で、3歳の勝ち馬は3頭。今後のスプリント路線を担うような新星が現れる出世レースになっています。

 プレイズエターナルは短距離馬の「虎の穴」安田隆行厩舎が送り出す3歳のホープです。夏を越して力をつけて、重賞にあと一歩のところまで出世してきました。前走の京洛Sは前が残る馬場を追い込んで2着、最終週の馬場ならば勝機は充分だと思います。

 エピセアロームは昨年のセントウルSの勝ち馬。それ以来伸び悩んでいましたが、前走のオパールSを快勝、復活の狼煙を上げました。この馬も追い込み脚質なので最終週の馬場は歓迎です。ただし、中間に熱発があったのが気がかりなところで、どこまで本調子を取り戻せるかが鍵となるでしょう。

 マヤノリュウジンは6歳にして本格化、一気にオープンまで駆け登ってスプリンターズSでも3着と健闘しました。ある程度前にも行けて、競馬ぶりは自在。大崩れの考えにくい安定株です。

 ハノハノは京洛Sの勝ち馬。重賞ではあと一歩足りないところがありますが、前走の競馬ぶりはいままでのイメージを一新するもので、ここに来ての充実ぶりが窺えます。アドマイヤセプターは昨年の2着馬。脚質的に勝ち味の遅さがありますが、G3ならばいつ勝っても不思議ない実力の持ち主です。サドンストームはオープンに昇級後は足踏みが続いていますが、相性のいい京都コースに戻って見直したいところです。ラトルスネークも今年の上がり馬ですが、あくまでベストは1400mで1200戦ではこれまで未勝利に終わっています。流れが厳しくなることで一発逆転の可能性は秘めますが、抑えまでの評価とします。

※月曜段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

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