の予想

11月17日 京都11R マイルCS(G1)

  • 馬連

    流し

    5通り

    5

    相手

    8

    11

    12

    13

    16

    各2000円

購入:10000円(5通り)

このレースの収支

払戻:0円
収支:-10000円

の見解

 これまでマイルG1の舞台でレースメイクし続けてきたシルポートが先日、引退しました。玉砕逃げ馬のシルポートがいることで、マイルG1は常に前崩れのハイペースとなり、差し、追い込み馬が浮上しました。シルポートのいないマイル戦というと、前哨戦の富士Sのようにほとんどスローペースなので、今年のマイルCSはこれまでよりもスローペースになる可能性が高いでしょう。

 ◎には今回のメンバーに入ると今春の天皇賞2着の実績が光るトーセンラーを推します。前走を叩かれて体調面がかなり上向きになったことは調教の動きからも感じることができます。前走の京都大賞典は大本命馬のゴールドシップを負かしにいったために最後に苦しくなって失速してしまいましたが、休養明けとしては良い内容のレースでした。京都大賞典で前目でレースを運んで4着だったアドマイヤラクティが次走のアルゼンチン共和国杯ですぐに巻き返したことからも、今年の京都大賞典は勝ちに行く競馬をした馬にとっては厳しい流れだったことが理解できます。

 体調面は上向き、能力面も問題なしとなればトーセンラーに死角はないようにも見えますが、やはり前走から一気に距離が短くなるのは大きな不安点と言えます。しかし、そこは陣営も意識してスピード強化のために中間は坂路主体での調教をしています。また、スローペースで逃げたいコパノリチャードの逃げならば、レース序盤で極端に置かれることもないでしょう。そこからタメにタメた脚がどこまで直線で爆発するか、イメージするのは3歳時のきさらぎ賞での直線一気の脚です。

 ○は3歳春にNHKマイルCを勝利したカレンブラックヒル。昨秋の毎日王冠を休養明け、初の古馬との対決ながらいきなり勝利してデビューから5戦5勝となった時点では怪物と謳われましたが、4歳になってからはやや不振モードに入っています。

 休養明けのフェブラリーS大敗は当然だとしても、次走のマイラーズCで最後に止まって4着は納得のいかない成績でした。春シーズンはおそらく体調面のどこかにおかしいところがあったのではないでしょうか。今回は休養明けの一戦、中間にどこまで立て直せたのかがカギ。調教はそこまで動いたとは言えませんが、潜在能力の高い馬だけに一気の巻き返しがあって当然の馬と言えます。

 ▲はスプリント路線を中心に使われてきたサクラゴスペル。今春の高松宮記念ではロードカナロアを負かしに行く強気な競馬をしての4着と成績以上の好内容でした。次走の安田記念では久々のマイル戦となりながらも5着と好戦しました。

 近2走は実力を出し切れていませんが、朱鷺Sは明らかに叩き台。スプリンターズSはブリンカーをつけて強気の競馬をしすぎたことが裏目に出たようです。能力を出し切っていないので疲れはなくフレッシュな状態を保っているはずです。今回はじっくり脚を溜める競馬をするでしょう。そうなれば安田記念での走りを再現できる可能性は十分です。

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