最速の月曜公開!全重賞の展望をお届けします
牝馬のG1レースは、春のヴィクトリアマイルと秋のエリザベス女王杯。春がマイル戦なのに対して、秋は2200mで争われます。古馬牝馬の重賞路線はマイル近辺で行われるので、2200という距離は牝馬にとってふだん走りなれない距離になります。切れ味だけでは勝ち切れない条件で、前哨戦では届かなかった馬がスタミナを活かして台頭する、というのが毎年の穴パターンです。 古馬牝馬のトップクラスは牡馬混合のG1に向かうことが多いため、近年は3歳が優勢の傾向が顕著です。牝馬は牡馬よりも完成が早いので、3歳馬に与えられる2キロの斤量減がより一層プラスに働いている面もあるでしょう。 メイショウマンボはオークス・秋華賞の二冠馬。外を回って勝った秋華賞は着差以上の完勝で、文句なしに3歳ナンバーワン牝馬といえます。息の長い末脚を使える馬ですから、外回りに替わるのも問題ありません。最強のジェンティルドンナ不在ならば、古馬初挑戦でも不動の中心になります。 デニムアンドルビーはオークス・秋華賞ともに1番人気に推されながら、不器用な脚質が災いしてここまで無冠に終わっています。前走は小回りを意識して早めに動いた結果終いをなくした印象。外回りに替わって末脚を温存すれば、強かったローズSの再現があるかもしれません。 ヴィルシーナは強いジェンティルドンナと同期だったため、3歳時は無冠に終わりましたが、春のヴィクトリアマイルで悲願のG1制覇を達成しました。牡馬のトップクラスと戦ってきた地力は最上位で、牝馬限定戦なら大崩れは考えられません。 アロマティコはスタートが安定しないので勝ち味に遅い現状ですが、コース替わりと距離延長で台頭の余地は充分。ラキシスは1000万条件を勝ったばかりですが、一夏を越してパワーアップしているので、一線級相手でも侮れません。エディンは古馬になって力をつけた上がり馬で、今回と同じ条件を前走で勝っているのは強みです。ホエールキャプチャは今年のヴィクトリアマイル2着で前走府中牝馬Sの勝ち馬ですが、力量を最大限に発揮できるのは1600から1800mなので、今回は一枚割り引きたいと思います。 ※月曜段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。
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