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最速の月曜公開!全重賞の展望をお届けします

10月6日 京都11R 京都大賞典(G2)

netkeibaデスクの見解

 天皇賞に向けた西の前哨戦。ただし最近では、ここを使った馬は天皇賞ではなく、アルゼンチン共和国杯やジャパンカップなどの長距離重賞に向かうケースが増えています。そのぶん、出走メンバーも毎日王冠よりは一枚落ちることが多くなって、波乱の決着になる傾向が強くなっています。

 ただし、今年はグランプリ連覇のゴールドシップが出走してきました。休み明けは調教で動かない傾向がありますが、それでもレースに行けば力は発揮する馬です。能力的には現役馬の中でも指折りの存在ですし、京都2400という条件にも不足はありません。ここは不動の中心と考えるべきでしょう。

 相手探しの一戦で、筆頭にはトーセンラーを推します。宝塚記念では5着に終わりましたが、もともと京都の方が得意な馬ですし、天皇賞では現実にゴールドシップに先着しています。斤量も1キロ軽くなりますし、切れ味が活かせる条件ならば巻き返せるはずです。

 ヴィルシーナはヴィクトリアマイルで悲願のG1制覇を達成しました。ここは牡馬の一流どころが相手になりますが、オークス2着があるように距離は守備範囲ですし、前々で立ち回れる馬ですから、前哨戦特有のスローペースになれば、大物食いのチャンスも出てくるでしょう。

 ニューダイナスティは直線が平坦なコースが得意で、京都では3勝。単騎逃げが叶えば侮れない存在です。アドマイヤラクティはダイヤモンドSを勝って天皇賞でも4着。ステイヤーとして完成されつつあり、良馬場なら大崩れはしないでしょう。新潟記念2着でスランプ脱出の兆しを見せるエクスペディション、札幌記念3着で京都も2勝と得意にするアンコイルドまでが押さえ。

※月曜段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

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