丹下日出夫の予想

丹下日出夫

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問答無用の決定力!週末の特別レースを完全に制圧します!

5月4日 京都11R 京都新聞杯(G2)

丹下日出夫の見解

【大勢は二着争い】毎日杯・1分46秒2で、ダービーへの新たなキズナが結ばれた。その毎日杯は、前半1000mは58秒6のミドル。時計の出やすい下地ができていたとはいえ、35秒8というレースの上がりに対し、キズナのソレは34秒3。しかも通ったコースは大外。アクションもダイナミックだった。後方で、ずいと構える、武豊の大胆--引き絞った弦を一気に解き放つ、武豊ならではの自信がよみがえった意味も大きい。ちなみに1分46秒2は、08年のディープスカイの1分46秒0に次ぐ好記録。2000mから1800mへと距離が替わって、今年が7年目。サンプル数は少ないものの、ディープスカイは、次走のNHKマイル快勝、続くダービーを一気差し。変則ながらも、ホップ・ステップ・ジャンプの、ダービーへの道が視界に入ってきた。当面の目標はマズルファイヤーの逃げ残り。馬体も完歩も大きな、どこかアサクサキングス(ダービー2着)を思い起こさせる、ホワイトマズル産駒。皐月賞は、Hペースもあったが、自分のリズムで走れなかった。ゆったり行けるスタミナ勝負の2200mの京都は、コースベスト。割って入ればサトノキングリー。折り合いに苦労してきたが、M・デムーロに手が戻った、はなみずき賞を1分46秒8で快勝。新馬戦でリヤンドファミユを競り落としたポテンシャルがよみがえった。馬体が戻ればアクションスター。リグヴェーダにも連下の目。

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