最速の月曜公開!全重賞の展望をお届けします
芝2000mの牝馬重賞で、時期的にエリザベス女王杯の敗者復活戦という位置づけになります。当然、エリザベス女王杯で上位した馬が人気することになりますが、実績馬に厳しいハンデ戦なのでなかなか一筋縄では収まりません。 昨年は追い込み馬のピクシープリンセスが1番人気になりましたが、超がつくようなスローペースで末脚が不発、レースは「行った行った」の決着で馬連万馬券の大穴になりました。消耗の激しい牝馬戦ということもあり、G1から転戦してくる馬は疲労度の見極めが重要です。軽量馬にも通用の余地は充分あるので、フレッシュな昇級組にも注目が必要です。 ゴールデンナンバーは前走で準オープンを勝ったばかりですが、二走前の府中牝馬Sで6着したときの上がり3Fのタイムはメンバー中最速でした。決め脚はオープンに入っても上位のものがありますから、直線が長い中京コースでハンデ戦ならば重賞制覇のチャンスは充分です。大事に使われて今秋3走目とフレッシュな状態ですし、このコースに勝ち鞍があるのも強調材料。 アロマティコはマーメイドSとエリザベス女王杯で3着。展開に左右される面はあるものの安定した末脚の持ち主で、悲願の重賞制覇を目指します。スマートレイアーは遅れてきた素質馬で、4月のデビューから5戦3勝、秋華賞でも2着に食い込みました。エリザベス女王杯をスキップしたことでフレッシュな状態をキープしていて、まだまだ上積みを見込めそう。 サンシャインは昨年のこのレースの2着馬。間隔が開いているので仕上がりが鍵になりますが、小回りの芝2000mは最適条件です。コスモネモシンは牡馬相手の新潟記念の勝ち馬。ペース次第では前でも競馬できる自在性が持ち味で、一発の魅力は充分。ウエスタンレベッカは前走で1000万下を勝ったばかりですが、相手なりに競馬ができる馬ですし、中京にも連対実績があるので侮れない存在です。コウエイオトメは牡馬相手に準オープンを競り勝った実力馬。勝ち味の遅さはありますが、展開次第では馬券圏内突入の可能性も。 ※月曜段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。
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