最速の月曜公開!全重賞の展望をお届けします
天皇賞へのステップレース。地方と中央の交流がいまのように盛んでなかった頃は、地方馬のために開かれた数少ない窓として、独特の役割を担っていましたが、昨今ではここに出走する地方馬も稀になりました。ただたんに「天皇賞にはあまり繋がらないG2戦」というだけの位置づけになっています。 夏と秋の端境期に組まれているため、春以来の待機馬と夏場に使われていた馬との比較がポイントになりますが、時期にかかわらず宝塚記念、札幌記念などの格の高いレースから臨む馬が有利、という傾向が出ています。G2戦でグレード別定になるので、格を重要視すべき一戦だと言えます。また、独特のコース形態のため、中山コースへの適性もポイントになります。2007年から2009年にかけて、マツリダゴッホが当レースを三連覇したことは記憶に新しいところです。 オーシャンブルーは昨年の金鯱賞勝ち馬で有馬記念を2着。潜在能力はトップクラスに入っても見劣りしません。気難しさがあって日経賞を敗れたため、春シーズンは早めに切り上げてリフレッシュ。ここは再起を図る一戦になります。気性が勝った馬で休み明けは苦にしません。調整過程は順調で、緒戦から好勝負になりそうです。 ダノンバラードは当コースで行われたAJCCの勝ち馬で、今夏の宝塚記念では2着。ただし、中山記念と日経賞では6、7着に敗れるなどレースぶりにムラがあります。右回りでは内にモタレるところがあるので、頭数が少ない方が安定して力量を発揮できるようです。ここは多頭数になりそうなので、できれば内枠がほしいところ。 ダイワファルコンは、去年の当レースの2着馬で、今春の中山記念も2着。いずれもナカヤマナイトの後塵を拝する形でしたが、今回は天敵の姿がありません。もともと得意なコースですから、この馬にとってはG1というよりここが全力投球の一戦になるでしょう。 アスカクリチャンは函館記念で3着、札幌記念で2着。好調をキープしていますし、脚質的にも中山は向きそう。サトノアポロはAJCCでは4着に敗れましたが、重賞初挑戦だった当時よりも力をつけています。マイネルキッツは10歳になりますが、衰えは感じさせませんし、当コースも得意としています。メイショウナルトは小倉記念を快勝しましたが、ハンデG3から別定G2に変わって斤量が増えるのが課題です。 ※水曜段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。
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