問答無用の決定力!週末の特別レースを完全に制圧します!
【用意周到】コディーノの俊敏さと記録の価値を、改めて問う皐月賞だ。札幌2歳S・1分48秒5は、同レースの従来の記録を0秒6も更新するレースレコード。能力がダイレクトに時計となって表れる、東京1800mの東京スポーツ杯を1分46秒0でレコ勝ち。積み上げてきた記録は強靭だ。朝日杯FSは、3コーナーで外に持ち出すと、一気にハミをとって動き出す誤算とロス。痛恨のクビ差2着、続く弥生賞も3着惜敗。二度の敗退で、断然のクラシック候補から、単なる有力馬の一頭という扱いに変わってしまったが、しかし前走は2000mの距離も見据えた、あくまでシュミレーション。ここがピークと調教で攻めていたわけではなく体重も8キロ増。3-4コーナーにかけ折り合いを確かめ息を入れ、鞍上の横山典も敗戦覚悟で脚を計ったか。いざ本番は勝負どころの3分3厘で一気に弾ける。緻密さと用意周到さが、最後にモノをいう皐月賞だ。当面の目標は朝日杯でしのぎを削ったロゴタイプ。1F距離が延びたスプリングSも同レース歴代2位というHレベルで決着。上がり2Fのレースラップも11秒4-11秒9と脚色確か。2000m延長にも耐えうる数値を残している。スケールならカミノタサハラ。1000m通過・1分1秒6というスローを外一気にマクり上げ、弥生賞3位タイの2分1秒0でまとめ、歯を食いしばってもぎ取っている。510キロ前後の、新機軸の「大型ディープ」。その馬体も、メリハリがつきさらに研ぎ澄まされてきた印象。スケールならエピファネイアも負けていない。弥生賞は引っかかるロス。丹念に馬とコンタクトをとってきた福永なら、大勢逆転も十分。上位は横一線。馬連・馬単は4頭ボックスを推奨したい。フェイムゲームは、スプリングSの末脚に、距離延長で連下圏内の予感。メイケイペガスターは、共同通信杯を1分46秒0。この記録と能力は忘れてはならない。1番枠とあれば、最後方まで下げ、もう直線一気しかない。
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