の予想

4月14日 中山11R 皐月賞(G1)

  • 馬連

    流し

    4通り

    14

    相手

    3

    8

    16

    18

    各1000円

  • 馬連

    流し

    2通り

    14

    相手

    7

    12

    各2000円

  • ワイド

    1点

    14

    -

    18

    1000円

  • 3連複

    軸2頭流し

    5通り

    軸1

    18

    軸2

    14

    相手

    3

    7

    8

    12

    16

    各200円

購入:10000円(12通り)

結果

【馬連】
2000円 × 8.4倍 = 16800円

このレースの収支

払戻:16800円
収支:+6800円

の見解

 今年の牡馬クラシック路線も下克上の連続でした。シンザン記念で2着のヘミングウェイ、京成杯勝ちのフェイムゲーム、きさらぎ賞2着のマズルファイヤーはともに前走で未勝利戦を勝ったばかりの馬。共同通信杯の勝ち馬メイケイペガスターも、弥生賞の勝ち馬カミノタサハラも、2着馬ミヤジタイガもこれまで重賞で連対実績のない馬でした。

 その下克上の傾向に真っ先に終止符を打ったのが2歳チャンピオンのロゴタイプでした。ロゴタイプが朝日杯フューチュリティSを勝った直後の皐月賞トライアル、スプリングSを勝って出走メンバー中最多の4勝を挙げたのです。ラジオNIKKEI杯2歳Sが翌年のクラシックを占う重要なレースとして定着する以前ではありますが、あのミホノブルボンもナリタブライアンもロゴタイプと同じ2歳チャンピオンで、前哨戦スプリングSを勝利した馬でした。

 また、皐月賞までにトライアルを含めて4勝以上を挙げた馬というのは、まず皐月賞で上位に来ます。2003年ネオユニヴァース、04年コスモバルク、05年ディープインパクト、06年メイショウサムソン、フサイチジャンク、07年フサイチホウオー、08年マイネルチャールズ、10年ヴィクトワールピサ・・・ほとんど馬券に絡んでいるじゃないか!? しかし、06年アドマイヤムーンは4着、ロジユニヴァースに限っては14着に負けています。

 皐月賞トライアルを勝って4勝以上を挙げた馬は大体1番、2番人気ですが、メイショウサムソンは切れる脚が使えないことが嫌われ、本番皐月賞では6番人気の低評価で勝利し、ダービー馬にもなりました。切れる脚が使えない、先行捻じ伏せ型という点ではロゴタイプとよく似ています。しかし、ローテーションが大きく異なります。

 メイショウサムソンは夏デビューからずっと使い詰めの馬でした。一方、ロジユニヴァースは休養明けでトライアル弥生賞を全力疾走した後の一戦でした。先行して力で捻じ伏せるという意味ではメイショウサムソンにそっくりですが、ローテーションはロジユニヴァースと似ています。

 また、近年、特にクラシックトライアルは、「あくまで試走」という欧州的な考え方が強まりました。実績のある馬ほどゆるゆるの馬体で出走してきたり、今までと異なる競馬を強いられたり、あえてしてみることで表面化してしまった弱点を本番では補う、もしくは経験で突破する形で好走するのです。

 切れる脚がなくたって前へ行けるスタミナがあれば全然、皐月賞も勝てるはずですが、ロゴタイプのローテーションは今回でマイナス。ロゴタイプがマークしたパワーポイント指数からも、あくまで能力上位の一頭であり、飛び抜けた存在ではありません。そのことから△が妥当でしょう。

 しかし、皐月賞はトライアルを含めてガチで4勝以上を挙げた馬か、トライアルでああいう競馬でなかったらあのレースは勝てていたという、隠れた4勝以上馬を狙うのがポイント。その隠れた4勝馬とは、ラジオNIKKEI杯2歳Sを勝って3連勝、休養明けの弥生賞は大外枠、スローペースの終始外々を回るメンバー中でもっともロスある内容でクビ+ハナ+クビ差の4着に敗れたエピファネイアです。

 弥生賞のエピファネイアは逃げ馬不在だったために、直線で早め先頭をしてしまったことが勝敗を分けました。皐月賞は逃げ宣言のマズルファイヤーにナリタパイレーツ、コパノリチャードなどそれなりに先行馬がいますから、弥生賞のように自分から動いていく必要はないでしょう。好位で脚を溜めてデビューから3戦すべて最速の上がりをマークした豪脚に期待します。

 ○は昨秋のデイリー杯2歳Sでクラウンレガーロなどの強敵相手にひと捲くりで圧勝したテイエムイナズマ。先行馬総崩れの毎日杯で4着に粘ったように、スタミナ特化型。ペースが速くなり、距離も長くなる舞台なら狙う価値はあります。毎日杯の7着馬メイショウブシンが先日のひめさゆり賞で勝利し、毎日杯の6着馬サトノキングリーが土曜日のはなみずき賞を勝利していることからも、毎日杯はとても層の厚い一戦だったと言えます。

 ▲は京成杯で下克上を起こしたフェイムゲーム。前走のスプリングSは外枠発走で出遅れ、1コーナーで大外に張られ、並みの馬なら大敗しても不思議ではなかったのにメンバー中最速の上がりで4着まで追い込んだ点が評価できます。前走で能力の一端は見せているので、G1の舞台でも期待して良さそうです。

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