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最速の月曜公開!全重賞の展望をお届けします

11月24日 東京11R ジャパンC(G1)

netkeibaデスクの見解

 日本競馬最高峰の格式と賞金を誇るレース。国際招待レースですが、過去5年で馬券圏内に入った外国馬は皆無で、日本馬が掲示板を独占することも珍しくはありません。今年の外国馬はわずか3頭。実績を見てもいささか寂しい顔ぶれで、日本馬が上位独占する可能性は高そうです。

 エイシンフラッシュはダービーを勝ったあと2年以上勝ちから遠ざかっていましたが、5歳で天皇賞を勝って6歳の今年は毎日王冠を制覇。衰えるどころかますます元気なところを見せています。ジャパンカップへの出走は4回目ですが、今年の相手関係はいままでで一番楽。長く現役を続けたことでビッグタイトル獲得の大チャンスが巡ってきました。

 ジェンティルドンナは昨年のジャパンカップの勝ち馬。今年は勝ち星こそないものの、つねに強い相手と戦って大崩れしていないのは立派です。折り合いに難しさを見せるようになっているのが気がかりですが、ムーア騎手への手替わりで問題が解消すれば、ジャパンカップ2連覇の偉業達成も難しいことではないでしょう。

 ゴールドシップは今年に入って4戦2勝。断然人気の天皇賞と京都大賞典を凡走しているので印象は良くありませんが、宝塚記念の完勝ぶりを見れば、現役最強馬の一頭であることは疑う余地がありません。東京コースへの出走は5着に敗れたダービー以来ですが、極端に上がりが速くならなければ、巻き返しの余地は充分にあります。

 アドマイヤラクティはアルゼンチン共和国杯でトップハンデを背負って2着。斤量が軽くなるのは好材料ですし、ウィリアムズ騎手への乗り替わりも心強いところ。アンコイルドは4歳秋で本格化、天皇賞でも3着のエイシンフラッシュとの差はわずかでした。距離延長は問題なく、時計がかかるようなら馬券圏内突入も。デニムアンドルビーは小回りの秋華賞、重馬場のエリザベス女王杯を連敗しましたが、直線が長い東京で切れ味勝負になれば見直せます。53キロの斤量も魅力。外国馬ではジョシュアツリー。3年前のこのレースでは出負けして見せ場なく敗れましたが、本来の逃げ戦法が採れれば一概に侮れません。

※月曜段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

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