の予想

11月24日 東京11R ジャパンC(G1)

  • 複勝

    1点

    17

    1000円

  • 馬連

    1点

    4

    -

    13

    2000円

  • 馬連

    1点

    7

    -

    17

    1000円

  • 馬連

    流し

    2通り

    7

    相手

    4

    13

    各3000円

購入:10000円(5通り)

このレースの収支

払戻:0円
収支:-10000円

の見解

 S56年創設以降の過去32回から、■消える馬(連対圏外の馬)をチェックしてみよう。なお、グレード制開始以前の重賞は、現行の相応Gに算入。H14年は代替中山(右芝)。文中の「着外」は4着以下を指します。

■アドマイヤラクティ…【左回り】左芝(H14中山除く)を4回以上走って1勝以下の日本馬は、前2走内に日本の左芝GI・GII戦1着がある馬を除き[0-0-1-34]。

■アンコイルド…【評価】前2走とも日本のレース6人気以下と評価が上がらず、前走着外は[0-0-0-22]。

■ヴィルシーナ…【連対歴】前3走とも連対を外していた(降着・競走中止含む)日本馬は[0-0-3-51]。

■シメノン…【11月】前走11月の1600m以上戦で着外の外国参戦馬[0-0-2-22]。

■スマートギア…【高齢】8歳以上の超高齢馬は[0-0-0-12]。

■デニムアンドルビー…【3歳】前4走内に2000m以上のGI勝ちがない3歳馬のうち、前2走とも敗退は[0-0-0-30]。

■ドゥーナデン…【外国馬】前2走とも1800m以上戦、斤量59キロ以下で連対外の外国参戦馬は、3走前にGI戦連対またはGII戦1着好走がある馬を除き[0-0-2-16]。

■トーセンジョーダン…【完敗】前走GI秋の天皇賞で10着以下(降着含む)の完敗馬は[0-0-0-25]。

■ナカヤマナイト…【3馬身】2走前にGI・GII戦連対歴がなく、前走連対外かつ0秒6(約3馬身)以上敗退の日本馬は[0-0-4-65]。

■ヒットザターゲット…【不人気】前走日本のレースで10人気以下と評価が極端に低かった馬は[0-0-0-44]。前走GI天皇賞秋10人気以下1着激走馬が3頭いたが二番はなし。

■ファイヤー…【3勝】芝5戦以上3勝以下の日本馬は、前2走内にGI戦連対または前走GII戦1着の好走がある馬を除き[0-0-0-33]。

■ホッコーブレーヴ…【下級戦】前3走内、1800m以上のGIII以下芝で連対外がある馬は、前走GI戦1着馬を除き[0-0-0-52]。

■ルルーシュ…【掲示板】前4走内に1800m以上戦で着順掲示板を外す6着以下が2回以上ある日本馬は、前走GI戦連対馬を除き[0-0-0-70]

□天皇賞
 年内3戦以上消化し、前3走とも掲示板確保の5歳以下馬で、

「2走前:重賞戦、牡馬57キロ・牝馬55キロ以上で3着内(負けても0秒6差内)
→前走:秋の天皇賞1・2人気支持で連対」

 の馬は[3-4-4-0]。

 やや勝ち味に欠けるが、着外なしの安定した成績を残している。
 天皇賞1人気2着ジェンティルドンナに◎。

□外国馬
 必ず取りざたされるのが、高速馬場への対応力。
 日本のパンパンの馬場は、外国参戦馬には合わないのではないか、という疑念が絶えず頭を悩ます。では、以下の結果をどう評価したらいいだろう。

 ※馬名の後は芝2400mの持ち時計 / 前走時計 / JC時計(H14年中山は芝2200m)
【S56年】
フロストキング(加) 2.48.8 / 1600m(不)1.40.4 / レコ2.25.3の9人気2着
【S61年】
ジュピターアイランド(英) 2.28.9 / 2400m不2.45.3 / レコ2.25.0で8人気1着
アレミロード(英) 2.33.2 / 2400m(良)2.34.1 / 6人気2着
【S62年】
サウスジェット(米) 2.28.2 / 2000m(良)2.03.9 / レコ2.24.9の11人気2着
【S63年】
ペイザバトラー(米) 2.30.6 / 2400m(良)2.30.6 / 2.25.5で9人気1着
【H2年】
オード(仏) 2.29.8 / 2000m(良)2.01.4 2.23.2の9人気2着
【H3年】
ゴールデンフェザント(米) 2.32.5 / 2000m(不)2.07.3 / 2.24.7で7人気1着
【H14年】
ファルブラヴ(伊) 2.19.3 / 2400m(良)2.27.7 / 2.12.2で9人気1着
【H17年】
アルカセット(英) 2.28.9 / 2000m(稍)2.06.1 / レコ2.22.1で3人気1着

 各馬とも大幅に持ち時計を短縮して連対をはたしている。持ち時計に関係なく走るものは走る、と乱暴に考えるのは早計だが、勝負は時計だけではないというひとつの示唆にはなるのではないだろうか。

 S61年のジュピターアイランドは7歳馬での変わり身、また、S63年ペイザバトラーは大外8枠16番・H2年オードは大外8枠15番、さらに、H14年ファルブラヴは中山ダート62.7-46.2-15.9・H17年アルカセットは東京芝74.3-58.0-41.5-13.7の馬なり余力調教とどれも強調材料には程遠いファクターだったが、底力発揮で見事に連対をはたしている。

 大外8枠17番、2度目の挑戦6歳ジョシュアツリー。褒賞金(本馬が唯一の交付対象馬)の3着狙い(3着でも8300万)だとまことしやかにささやかれているが、オルフェーヴルやキズナ、天皇賞馬ジャスタウェイのいないメンバー、また前走GI勝ち馬参戦1頭は過去10年でH17年アルカセットが勝った年と同じ最少、なら激走があっても不思議ではない。

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