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最速の月曜公開!全重賞の展望をお届けします

11月16日 東京11R 東スポ杯2歳S(G3)

netkeibaデスクの見解

 前週の京王杯2歳Sが寂しいメンバーだったのとは対照的に、将来を期待される素質馬が多数集まりました。過去の勝ち馬を見ても、ローズキングダム、サダムパテック、ディープブリランテとのちのG1馬の名前がずらりと並びます。2歳重賞屈指の出世レースといえるでしょう。今挙げた3頭がいずれも新馬や未勝利戦からの臨戦だったことからわかるように、素質が高ければキャリアは少なくても問題ありません。将来のスターホースを探し出すレースです。

 サトノアラジンは新潟で新馬を勝って以来の臨戦。八分程度の仕上がりだったのにもかかわらず追ったところのなしの圧勝で、只者ではないところを強烈にアピールしました。3ヶ月ぶりの一戦になりますが、久々の不安よりもどれだけ成長しているかという楽しみのほうが先に来ます。待望の復帰戦です。

 ウインマーレライは前走のアスター賞を勝って3戦2勝。それよりも東京の新馬戦で2着に追い込んだときに見せた脚が印象的でした。そのとき敗れたマイネルフロストはコスモス賞の勝ち馬ですから、この馬もOPで恥ずかしくない競馬ができるだけの能力を持っています。

 イスラボニータは新潟2歳Sを2着したあと、いちょうSをきっちり勝ってここに臨みます。新潟2歳Sを勝ったハープスターは噂の素質馬ですし、土が付いたとはいえこの馬もG1級である可能性は否定できません。ゲートも上達していますし、コース経験があるのも強みです。

 ラングレーは天皇賞当日の新馬戦の勝ち馬。スローペースだったため着差はわずかですが、評判馬揃いの一戦を勝ち切った瞬発力はここでも警戒が必要です。ハイアーレートは札幌2歳Sの3着馬。いちょうSは切れ味勝負になって敗れましたが、先行力があるので展開次第では食い込む余地は残されています。オールステイは強行軍が祟って野路菊Sを6着に敗れましたが、レコードになるような厳しい展開を引っ張ったものでやむを得ない敗戦でした。マークが薄くなれば残り目も考えられます。プレイアンドリアルはホッカイドウ競馬所属ですが、ここまで圧勝続きで2戦2勝。コスモバルクの再来とも謳われる素質馬です。芝は前走で克服済みで、中央の流れに対応できればあっさり勝つようなことがあっても驚けません。

※月曜段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

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