馬連
BOX
10通り
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各1000円
購入:10000円(10通り)
払戻:0円 収支:-10000円
H9年、実施時期が2週繰り上がり、前走GI天皇賞秋出走馬の参戦が事実上不可能(連闘のため)となった。ここでは、H9年以降の16年間から、■消える(連対圏外)馬の項目をいくつか挙げてみよう。なお、H14年は代替中山開催。 ■前走&ハンデ…前走芝良・稍重のレース、斤量56キロ以下で着外(4着以下)だった馬でハンデ53キロ以上は[0-0-0-32]。 H24年、前走GII京都大賞典、斤量56キロで0秒2差5着フォゲッタブルがハンデ57キロを背負い12着敗退。前走同レース0秒3差4着アドマイヤラクティには嫌なデータ。 ■高齢馬…前走OP以下戦敗退、GII・GIII戦着外、GI戦掲示板外(6着以下)だった7歳以上馬は[0-0-0-36]。 ■順調度…前2走ともGII以下戦を使用し、ともに斤量57キロ以下で掲示板外だった馬は[0-0-0-44]。 H11年、春の2500mGII日経賞2着馬セイウンエリアが、前2走オールカマー7着→京都大賞典8着と順調さを欠き、5人気17着。春の3000mGII戦2着あるデスペラードだが、前走の大幅な馬体減りは尋常じゃない。回復までにはまだ手間取りそうだ。 ■勝ち星…芝2勝以下のハンデ52キロ以上馬は、芝重賞戦で3着内の好走歴がある馬を除き[0-0-0-7]。 ■下級戦…前3走内に2200m以上の非重賞戦で着外が2回以上ある馬[0-0-0-11]。 ■惨敗…前走GII以下の芝のレース、斤量57キロ以下、体重増減10キロ未満の範囲内で1秒以上も大負けしていた馬は[0-0-1-44]。 H10年、GI馬グラスワンダーが前走GII毎日王冠、斤量55キロ、体重増減±0で、逃げるサイレンススズカの1秒5差5着からハンデ57キロ、完全復調できず1人気6着。 前走6秒差大惨敗のルルーシュ、前年の勝ち馬だが、どこまで回復してくるか、ハンデ増も厳しそうだ。 ちなみに、アルゼンチン連対馬の翌年の参戦成績は[0-0-0-8]、H18年1着馬トウショウナイトが翌年ハンデ58キロ3人気14着、H20年2着馬ジャガーメイルが翌年ハンデ57キロ1人気5着とハンデ泣きしている。 ■コース実績…東京芝(H14年中山芝を除く)を5回以上走って連対が1回以下は、東京の2300m以上芝で1着好走歴がある馬を除き[0-0-2-24]。 □左芝 アルゼンチンで注目したいのは、左回り巧者と大穴候補の前走1000万戦使用馬の2点だが、残念ながら今回は注目の穴馬1000万馬スーサングレートが出走ではじかれたため、左回り巧者に焦点を当ててみよう。 過去30年、左回りの芝(H14年右芝の中山除く)で4勝以上馬は[2-3-1-21]。 このうち、 (1)順調度…前走9月以降の非重賞戦で着外、重賞戦で掲示板外の馬は× (2)距離…2000m以上の中長距離戦で1勝以下の馬は× (3)連対率…左回り芝の連対率が4割未満または着外8回以上の馬は× (4)大敗…前3走内にGII以下戦で10着以下大敗がある馬は× 以上の4項目をクリアしていた左巧者は[2-3-1-0]。 H10年、左回り芝[4-0-2-2]のユーセイトップランが12人気1着、またH11年、左回り芝[4-2-1-6]のマリアジュダムールが10人気2着と大穴を演出している。 今回のアルゼンチン共和国杯で、左回り芝4勝以上馬は3頭いるが、上記をクリアしているのはホッコーブレーヴだけ。 H9年以降の16年間で10人気以下の伏兵馬が6頭も連対をはたしているように、やはり「荒れる長距離ハンデ戦」が基本。馬もそうだが、一方で騎手にも注目したい。 照準は後藤騎手。 先月、盛岡のGIマイルチャンピオン(ダ1600m)でエスポワールシチーに乗り替わり騎乗し、見事逃げ切り勝ちをおさめているが、先週日曜、東京9Rのハンデ戦でも8人気馬を先行策で1着に導き穴を演出。6人気以下の逃げ馬騎乗時勝率2位のデータも後押しする後藤騎手=人気薄シゲルササグリの手綱さばき、一か八かの逃げに要警戒。(蛇足ながら、イチカバチカが先日31日の名古屋競馬、5人気で逃げて1着と穴で勝っている。) ここは、残った5頭のボックスで。
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