の予想

10月27日 東京11R 天皇賞(秋)(G1)

  • 馬連

    1点

    9

    -

    16

    1500円

  • 馬連

    1点

    3

    -

    9

    500円

  • 馬連

    流し

    4通り

    9

    相手

    2

    4

    10

    14

    各2000円

購入:10000円(6通り)

このレースの収支

払戻:0円
収支:-10000円

の見解

 オルフェーヴル、ゴールドシップ、フェノーメノ、そして本来はここから始動するはずだったロゴタイプが秋全休することになり、世間では層の薄い天皇賞(秋)と言われています。しかし、古馬4強の1頭ジェンティルドンナに、前哨戦の毎日王冠を美しく勝った昨年の覇者エイシンフラッシュ、そしてサマー2000シリーズで大躍進を遂げた上がり馬トウケイヘイローと、それなりにメンバーが揃った印象があります。

 ◎は昨年の牝馬3冠馬であり、ジャパンカップの勝ち馬ジェンティルドンナを人気でも押します。良馬場ならば普通に考えてこの馬が一番強いでしょう。当初の予定よりも早く台風は過ぎ去り、馬場もそこまで悪くはならないと想定されるだけに、死角も少なくなりました。

 前走の宝塚記念の敗戦がやや人気を落とす材料になっているようですが、今年の宝塚記念はかなりタフなスタミナ比べのレース。海外帰りでレース間隔が開いていたためにスタミナ面が不足していたこと、またジェンティルドンナ自身がスローの決め手比べのレースばかり経験していたために対応が難しい状況でした。そういうコンディションで正攻法から勝ちに行く競馬で3着ならば立派だったと言えます。

 前走のタフな競馬を経験したことで今回のレースでは急流になったとしても対応ができるでしょう。また、仮にスローペースになれば斤量が他馬と比べて軽く、キレも増すだけにやはり死角が少ないです。仮にこの馬が負かされるとするならば、札幌記念での走りがダメージとならないレベルまでに、トウケイヘイローの基礎能力が上昇している場合にほぼ限定されると見ます。

 ○は2年前の天皇賞(秋)の勝ち馬トーセンジョーダン。当時の天皇賞(秋)はかなりの急流となり、スタミナをかなり要求される流れとなったことが幸いしました。今回の天皇賞(秋)も普通に考えればトウケイヘイローがレースを引っ張り、緩い流れにはならないと見ます。そうなればこの馬の底力が生きてきそうです。昨秋は競走馬としては致命的な裂蹄で良い成績を残せませんでしたが、普通のコンディションであればこの馬の実力から言って上位争い必至でしょう。前走は休養明けでスタミナを要求される極悪馬場、さらにスタートでバランスを崩しての出遅れ、大敗は当然です。前走から2ヵ月以上開いているだけに、立て直すには十分の時間です。前走からの激変を期待します。

 ▲は昨年秋に一気に力をつけて有馬記念で2着となったオーシャンブルー。前走のオールカマーでの大敗が人気を急落させているようですが、前走は休養明けで大幅な馬体減、筋肉が戻りきっていない状態だったことは明らかです。そういう状態では競走馬は最後にキレを発揮できません。もともと強い馬が巻き返すのが競馬の一番の穴パターン。昨年の有馬記念のレース内容から考えてスタミナは豊富な馬でしょう。馬体が戻れば待機策から長く良い脚を使って追い込んできそうです。

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