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最速の月曜公開!全重賞の展望をお届けします

10月6日 東京11R 毎日王冠(G2)

netkeibaデスクの見解

 迎えて64回目。下手な新設G1よりも長い歴史と高い格式を誇ります。秋競馬到来を告げる府中開幕週の名物レースです。

 天皇賞への最重要ステップレースで、出走メンバーのレベルも高く、求められる実績面のハードルもまた高くなります。また、一時期は3歳馬が苦戦する傾向がありましたが、過去3年で3歳馬が5連対と、様相が一変しています。近年は競走馬の開花が早くなっているので、3歳馬だからといって割り引く必要はないでしょう。

 クラレントは今年に入って東京新聞杯とエプソムC勝ち。昨秋には富士Sも制していて、通算で重賞4勝のうち3つが東京コースという府中巧者です。重賞を勝ちまくっているのに、ここはグレード別定なので56キロで出走できるのは有利です。叩き良化の傾向はありますが、得意コースならば久々でも恥ずかしい競馬にはならないでしょう。

 ショウナンマイティは大阪杯がオルフェーヴルの2着で、安田記念がロードカナロアの2着。世界のトップクラスと小差の競馬を続けていて、底力ではメンバー随一の存在です。追い込み脚質ゆえに勝ち味の遅さがネックですが、頭数が落ち着きそうなのはプラス材料です。

 ジャスタウェイはここに来て出遅れ癖が出て、なかなか重賞を勝ちきれませんが、近2走はいずれも最速上がりで追い込んで2着と、ピークに近い体調を維持しています。今回は柴田善臣騎手への手変わりで、違った面が引き出されるかもしれません。

 コディーノは折り合い面の難しさが出て春は無冠に終わりましたが、今回は圧勝した東京スポーツ杯と同じ条件ですから、一変があって不思議ありません。エイシンフラッシュはもう6歳なので、休み明けからいきなり全開というわけにはいかないかもしれませんが、実績面では断然の存在ですし、東京1800も守備範囲です。関屋記念で復活したレッドスパーダ、素質開花のエキストラエンドまで押さえます。

※月曜段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

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