問答無用の決定力!週末の特別レースを完全に制圧します!
【出直し】コディーノの俊敏さと記録の価値を、1800mの毎日王冠で改めて問いたい。起点となる札幌2歳S・1分48秒5は、同レースの従来の記録を0秒6も更新するレースレコード。能力がダイレクトに時計となって表れる、東京1800mの東京スポーツ杯を1分46秒0でレコ勝ち。2歳秋の時点で、毎日王冠と1秒差で駈けている。朝日杯FSは、3コーナーで外に持ち出すと、一気にハミをとって動き出すロスがありながら、レースレコードタイの2着。上位2頭に0秒3差と力負けはしたが、皐月賞の1分58秒0という決着タイムは、古馬混合の中山2000mのレコードだった。さて、前向きすぎる気性をどう抑えるか。思えば、小回り中山のマイル・57秒3というHペースの朝日杯を使ったことが影響したか(陣営には、それを乗り越えて欲しい--乗り越えられるという思いもあったろうが)。気性が尖り、最大目標にして、残るダービー。馬体と気持ちを制御できず、9着と惨敗してしまったが、ひと夏をリフレッシュ(この馬こそ、リフレッシュという言葉があてはまる)。競馬と言うのは、いざ当日のパドック・実戦を見るまでは、落ち着きを取り戻したかはわからないものだが、それでも20キロ増と言われる馬体の造り。そして一連の調教過程に進歩はうかがえる。皐月賞に至るまでの時計=能力の軌跡は、居並ぶ年長馬たちの3歳時の記録よりは遥かに上。東京1800m、天皇賞路線で、改めて適性と真価を問いたい。安田記念2着馬ショウナンマイティを相手に、まずは能力比べ。昨年の宝塚記念・2分11秒4の3着や、オルフェーヴルに食い下がった今春の大阪杯2着で、GI級の能力を確認できていたが、安田記念を1分31秒5。上がり32秒8の破壊力に資質の在り処を再確認。あくまで目標は次走の天皇賞だろうが、一週前にCWで79秒0をいっぱい。直線もビシリと追えたことで、従来の休み明けより息は整った。レッドスパーダには、8月の関屋記念を使ってきた順調さ、単騎逃げの展開の利。ブリンカーを着用するようになって、仕掛けどころも鞍上の意のまま。東京マイルがこなせるのなら(3勝)、1F延長の1800mもギリギリ我慢できる。惑星はダークシャドウ。平成23年の1分56秒2・0秒1差2着の天皇賞の輝きを思うと、この二年間のアレコレはどうか。パドックで見ても、どこか腰に力がなく、馬体の張りや覇気も今一つの感じがしていたが、今回の週刊誌の写真は、背中と後肢をまっすぐに見せ、立ちに力強さが出ている。エプソムC優勝馬クラレントは、天皇賞にメドを立てるためには、GIIの毎日王冠で勝ち負けにならないと厳しい。そのぶん他馬よりも、陣営も仕上げている。ジャスタウェイ陣営の意識も、クラレントに近いものがある。
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