問答無用の決定力!週末の特別レースを完全に制圧します!
【極上の切れ】ダイワマッジョーレの切れが、一段と凄味を増してきた。マイル路線に転じた二走前の東京新聞杯は、最内枠からスタートし、道中はじっとインで我慢。スローの上がり勝負とはいえ、馬群を割り器用に外に持ち出し、11秒2-11秒0-11秒3(3Fは33秒5)というレースラップを0秒8上回る、メンバー中最速の32秒7の末脚を駆使して2着入線。続くダービー卿CTも、坂上一気の加速ラップで2着に猛追。マイル戦線の新星として瞬発力を研ぎ澄ませてきた。1400mに距離は替わるが、マイルでも鞍上が揺れるほど行きっぷり。56キロで二連続2着、[1100]の東京コースなら、直線一気で間に合う。トライアンフマーチは東京新聞杯を0秒1差の3着。上位2頭の決め手に屈したものの、一瞬勝ちが見えたと思えるほど手応えは抜群。7F戦ならタメを利かせて差しに転じることも可能。脚元に不安を抱えている馬だが、珍しくこの中間、目いっぱいの追い切りが消化できている。サダムパテックは、昨年の京王杯SCを1分20秒1で制した、マイルCS制覇のGIウイナー。実績は確かに一枚上だが、今回は海外遠征明けで58キロ。安田記念の前哨戦の意味合いも濃いだけに三番手にとどめた。1キロ増の56キロが微妙だが、ダービー卿の覇者トウケイヘイローは、元は東京1400mの2歳レコードホルダー。Hペースの差し比べになれば、マイルCS2着のフィフスペトル、高松宮記念2着馬サンカルロの地力も侮れない。
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