丹下日出夫の予想

丹下日出夫

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2月17日 東京11R フェブラリーS(G1)

丹下日出夫の見解

【異次元の走り】世代の壁、GIの壁を打ち破る、イジゲンの走りを期待。年によってペースの違いもあるが、フェブラリーSの舞台となる東京1600ダートは、コーナー二つの緩やかなコースだけに基本は直線勝負。ラスト2ハロンでどれだけの末脚を繰り出せるかが勝負の分かれ目となる。イジゲンは、秋嶺Sを11秒4-12秒1で楽々と逃げ切り勝ち。武蔵野Sは11秒5-11秒9というレースラップを直線だけで外一気のゴボウ抜き。逃げ差し自在に、2走前の武蔵野Sでは11秒5-11秒9の脚を2ハロン連続して駆使。過去フェブラリーSの勝ち馬で、確たる11秒台のラップを2ハロン連続して示した馬は、まず見当たらない(特にラスト2ハロン目の11秒5は出色)。東京マイルダートのイジゲンの瞬発力は群を抜いている。確かに初の57キロはネック。持ち時計1秒の更新の必要性もあるが、明け4歳馬の可能性を問うフェブラリーSだ。逆転があればカレンブラックヒル。芝のGI・NHKマイルは、前後半3-4ハロンがほぼ同タイム・同ラップで推移(3Fは35秒1-34秒6、4Fは47秒3-47秒2)。追ってバテず、しぶとく二の脚をつかって連勝を重ねてきた内容は、武蔵野S・JCダートを圧勝したクロフネに近く、ダート馬としての資質にあふれている。単穴はエスポワールシチー。東京大賞典は出遅れて5着に終わったものの、パドックを見て、改めてこの馬の健やかさに唸ってしまった。昨年の南部杯の圧勝、エルムSの激闘もそうだが、馬体の造り、スピードに陰りなし。1分34秒9で完勝した、平成22年の再現も十分とみた。前年の覇者テスタマッタも根岸Sを叩いて、次走は心身ともに緊張感が増すだろうという造り。本番は2キロ減になる。昨年2着のシルクフォーチュンは、カペラSからここ一本に照準。根岸S2着のガンジスも好調をキープ。

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