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9月1日 新潟11R 新潟記念(G3)

netkeibaデスクの見解

 サマー2000シリーズの最終戦。例年ならここでシリーズチャンピオンが決まるのですが、今年はすでに函館記念と札幌記念を勝ったトウケイヘイローがシリーズ制覇を決めています。七夕賞の勝ち馬マイネルラクリマと小倉記念の勝ち馬メイショウナルトの名前もなく、今年の新潟記念はいささか低調な組み合わせになりそうです。

 実績上位馬が信頼できないとなれば、夏競馬のお約束は「格より勢い」、そして「夏の牝馬」。51キロで出走できるブリッジクライムを中心に見ます。降級で1000万条件まで下がっていましたが、もともとは秋華賞4着の実力馬です。前走は追い込んで完勝したものの、前にも行ける自在性もあり、1年ぶりに51キロまで減量する横山典弘騎手の手綱捌きに注目が集まります。ちなみに、1年前の51キロはきっちり勝っています。

 ファタモルガーナは5ヶ月ぶりの七夕賞は6着に終わりましたが、叩かれての上積みは見込めますし、もともと直線が長いコースを得意としていて、昨夏も新潟2000mで勝ち星を挙げています。ここは狙い澄ましての一戦でしょう。

 ニューダイナスティはここに来て準オープンを連勝。再び軌道に乗ってきました。昨年は新潟2200m(内回り)でレコードをマークしています。逃げの手にも出られる自在性があり、ペース判断に長けた戸崎騎手への乗り替わりも魅力。

 トレイルブレイザーは断然の実績上位馬。58キロは前走で克服済みで、久々好走の反動がなければ。重賞であと一歩の競馬が続くダコール、パンパンの良馬場なら見直しの余地あるエクスペディション、昇級になるもののG2で4着の実績があるカルドブレッサが押さえ。

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