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8月25日 新潟11R 新潟2歳S(G3)

netkeibaデスクの見解

 直線が長い新潟外回りコースで行われる2歳重賞で、クラシックを狙うような素質馬も出走して、毎年好メンバーが揃います。過去の勝ち馬には、セイウンワンダーやマイネルレコルトというのちのG1馬の名前も見ることができます。

 一方、最近ではモンストールやザラストロなど、ここでの勝利を最後にスランプに陥る馬も少なくありません。2歳のこの時期に新潟の高速決着を勝ち負けすると、小さくないダメージが残るようです。近年は素質よりも完成度が重視される傾向が強まっているようにも感じます。

 イスラボニータは6月東京の芝1600新馬での勝ち上がり。ゲートを出なかったので後方からの競馬になりましたが、追走スピードは充分で、直線では早めに並びかけて追い出しを待つ余裕がありました。時計が速い決着になっても対応は充分可能だと思われます。美浦坂路を古馬顔負けの時計で登坂してくるように、抜群の脚力を誇る馬。この条件はぴったりでしょう。

 ダウトレスは福島の新馬戦こそ距離不足で落としましたが、新潟に変わった次走をきっちり勝ち上がりました。フラフラするなどまだ若さを随所に残していますが、そんな状況で結果を残しているのですから、素質の高さは折り紙付きです。ひさしぶりにタッグを組んだ「小島太調教師+横山典弘騎手」のチームにも注目。

 ハープスターはディープインパクト産駒で、祖母に名牝ベガを持つ良血馬です。初戦の勝ちタイムは平凡ですが、すぐ息が入ったように余力たっぷりの内容で、血統からも大きくパフォーマンスを上げてくる可能性は充分にあります。

 ダリア賞が負けてなお強しの2着だったマイネグラティア、2走目で変わり身を見せて好時計で快勝したアラマサクロフネ、初戦は素質馬エルノルテに敗れたものの2戦目を完勝したモズハツコイ、レース巧者でダリア賞を制したマキャヴィティが押さえ。

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