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　◎トウショウフリークは「キングカメハメハ×ダンシングブレーヴ」という組み合わせで、女傑スイープトウショウ(宝塚記念、エリザベス女王杯、秋華賞)の半弟、トウショウデザイア(北國王冠)の全弟にあたる良血。典型的な芝・ダート兼用馬で、芝でも重賞で入着する程度の能力は備えているが、一本調子であるため限界が見られるのも事実。その点、ダートは切れ味不足が欠点にならないため、飛躍の可能性を感じさせる。芝・ダート兼用だけに軽いダートを得意とし、週中の降雨で脚抜きが良くなったことは好材料。新潟コースは昨年夏に関越S(OP・ダ1800m)を逃げ切っている。これといった同型馬が見当たらない今回はマイペースの単騎逃げが濃厚。先行馬に有利な競馬場でもあり、自分の型にハマればそう簡単には止まらない。