問答無用の決定力!週末の特別レースを完全に制圧します!
【怪物牝馬】ジェンティルドンナの能力が図抜けている。二冠目のオークスは、従来の記録を一気に1秒7も短縮する2分23秒6のレコード。翌週のダービーの走破タイムを0秒2上回っていたが、ダービーの2000m通過は1分59秒4のHペース。トーセンホマレボシのウィリアムズの、乾坤一擲の先行策に引っ張られる形で2分23秒8だったのに対し、オークスは、ゴール板が近づくにつれグングンと加速しながら、容赦のない5馬身差圧勝。自身で時計を切り開くレコードと、レース内容は遥かにダービーを上回っていた。あのオークスで、牡馬を含めた3歳世代の頂点に立った。乗り出しから1か月、春と違って調教も加減なくできている。ウオッカ、ブエナビスタの後継たる、怪物牝馬の秋初戦を見守る一戦。ヴィルシーナは、桜花賞が0秒1差の2着。オークスも、厳しい競馬を2着に踏ん張った。ジェンティルとはすでに勝負付けがすんでいるが、距離は1800m、11頭立て。緩ペースの先手勝負に持ち込めば、2割くらいの勝機も。瞬発力勝負なら、ハナズゴールも負けていない。チューリップ賞の切れ味は今も記憶に鮮やか。牡馬混合の札幌記念4着で距離にもメドがたった。課題は札幌から関西への遠征。やはり当日の馬体重はチェックしたい。ラスヴェンチュラスは夏の新潟で素質開花。栗東入りもハナズよりは余裕がある。トーセンベニザクラは、春はタイトなローテーションを余儀なくされ、ストレスとの戦いもあったか。ガス抜きが好結果に出る可能性あり。サトノジョリーは思い切った先行策に活路。
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