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　1回2回阪神開催の芝1800mにおける厩舎別成績で抜群の数字を残しているのが池江泰寿厩舎。その数字は今年の開催が始まるまで、2009年以降[3-1-1-1]という成績でした。それが今年は[1-0-0-2]と数字を悪くしていますが、その1勝がアルメリア賞の◎マウントシャスタでした。

　阪神芝1800mは坂路とトラックを併用してこそ調教適性の高いコースですが、この時期に限っては坂路の重要度が高くなるのでしょう。その証拠に坂路単一調教が主体の音無秀孝厩舎や平田修厩舎が成績上位にランクインしています。

　マウントシャスタ自身の話をすれば、この中間はしっかり本数乗られて標準多め坂路。前走時が乗込坂路主体ですから、雨が降って馬場が重いことが想定される阪神芝を考えると最適な調教タイプでしょう。また今週の最終追い切りは終い加速ラップの1F12.5秒でフィニッシュ。渋い馬場でも阪神の坂を力強く駆け上がってくるイメージです。

　実は相手も簡単。前述した音無秀孝厩舎の○ヒストリカル、同じく厩舎成績が上位にランクしている厩舎から▲エアソミュール、☆エロイカ。この3頭は今開催の阪神芝1800mでは崩れることはないはず。あとは最終追いの動きを評価して△アドマイヤブルーまで。

1.フジマサエンペラー
今回：標準トラック
前回：標準多め併用

2.クロスカップリング
今回：標準坂路主体
前回：標準トラック

3.アドマイヤブルー
今回：標準坂路
前回：標準坂路

4.スピルバーグ
今回：馬ナリ平均坂路
前回：乗込坂路主体

5.テイエムハエンカゼ
今回：標準少めトラック
前回：地方

6.ヒストリカル
今回：標準坂路
前回：標準坂路

7.エロイカ
今回：標準多め併用
前回：標準併用

8.ダローネガ
今回：標準トラック
前回：標準坂路

9.エアソミュール
今回：標準多め併用
前回：乗込併用

10.ピタゴラスコンマ
今回：馬ナリ平均トラック
前回：標準トラック

11.マウントシャスタ
今回：標準多め坂路
前回：乗込坂路主体

12.マイネルカーミン
今回：馬ナリ平均トラック
前回：標準多め併用

13.ショウナンラムジ
今回：標準少め併用
前回：標準多め併用