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【上昇一途】グラッツィアは、昨秋の新潟で2連勝。同開催には、準OP以上の1800ダートの番組がなく、時計比較がつきにくいけれど、二走前の1分51秒7は、500万クラスの水準を2秒近く上回る快時計(しかも後続に0秒9差)。前走で下したドレミファドンは、先週の日曜日の東京・金蹄Sを2着。55キロのハンデ戦なら、層の厚い関西準OPのダートシーンでも勝ち負けになる。当面の敵は、現級で連続2着のバトードール。しかし、58キロでは、思わぬポカも。斤量差を突いて、ナリタシルクロードの逃げ残り。一転、乱ペースの追い込み競馬なら、スズカホープ、ブルロック、アグネスアンカーがゴール前急浮上。