丹下日出夫の予想

丹下日出夫

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問答無用の決定力!週末の特別レースを完全に制圧します!

11月11日 京都11R エリザベス女王杯(G1)

丹下日出夫の見解

【チャンスだ】舞台は京都の外回り2200m。フミノイマージンが、力でGIをもぎとる。今春は1600mのヴィクトリアマイル仕様にと、得意とはいえない1400mも走り、しかもローテはタイト。肝心のヴィクトリアマイルは15着に惨敗したが、秋はエリザベスを睨み札幌記念から始動。別定・牡馬相手の2000mのGIIを、1000m通過が59秒5という平均ペースを、自ら勝ちに出て、上がり34秒4。ダークシャドウ、ヒルノダムール以下、並み居るGI級牡馬を、過去十年で第二位の1分58秒7という好タイムで、力でネジ伏せている。札幌記念後は、府中牝馬Sか京都大賞典かの二つの選択肢があったが、輸送による摩耗を防ぐため、1Fが長い2400mをあえて承知で後者をチョイス。スタミナ型の牡馬の底力に遅れはとったものの、484キロという自己最高体重で、0秒1差の4着なら、前哨戦とすれば合格点。牝馬限定の中距離GIなら堂々の主役だ。逆転があれば3歳馬ヴィルシーナ。ジェンティルドンナという怪物牝馬の出現で、クラシック3冠はすべて2着に甘んじたものの、本年のオークスは、従来の記録を1秒7も更新するHレベル決着。世代比較論からいっても、年長古馬より性能は上だ。自在の脚質に加え、ローズS・秋華賞ともスローの上がり勝負。消耗も少ない。一角崩しがあればスマートシルエット。新潟記念を、ゴール寸前、あわやの0秒1差に善戦。次走の府中牝馬Sを2着に好走。持ち前の先行力に磨きをかけてきた。ホエールキャプチャは、ヴィクトリアマイルを制したGI牝馬。クラシック3冠は2・3・3着、前年のエリザベスは4着好走。ただ、状態は激変しているとはいえ、2200mは基本的には長い。デムーロの手腕に頼るところも大きいが、ピクシープリンセスは、前走の2400m戦は後続を0秒7とチギる大楽勝。今、馬が張っている。マイネオーチャードも着実に地力アップ。無欲の直線勝負がハマれば、連下圏内。

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