馬連
1点
8
18
2000円
15
1500円
5
500円
流し
2通り
11
16
各3000円
購入:10000円(5通り)
払戻:0円 収支:-10000円
近年の天皇賞(春)はかつてと比べるとスローペースの傾向にあり、「距離3200mで行われる必要があるのか?」と議論されることもしばしばです。しかし、昨年の天皇賞(春)で先頭に立つ馬が次々と脱落していったように、いくらスローペースでも必ずスタミナも問われるレースとなります。決め手があってもスタミナのない馬は道中で脱落し、総合力で他馬を上回った馬が勝ち負けすることができるのです。 04年のイングランディーレ(10番人気)も、05年のスズカマンボ(13番人気)も、09年のマイネルキッツ(12番人気)も決め手があったから勝利したわけではありません。前記した天皇賞(春)の波乱の陰には、前年度にG1で2勝クラスの強い馬が出走していなかったという事実もありますが(04年に参戦したネオユニヴァースは前年の2冠馬ですが、皐月賞、ダービーともに例年の水準に達していなかったのでノンカウント)、総合力で他馬を上回ったから勝利したのです。 逆に前年のG1で2勝以上(ひとつは芝2500m以上が理想)の真に強い馬が出走してきた場合は、テイエムオペラオー(前年G1で5勝)、マンハッタンカフェ(前年G1で2勝)、ディープインパクト(前年G1で3勝)、メイショウサムソン(07年、08年ともに前年のG1で2勝)など好走の連続です。 つまり今年は、前年のG1で4勝を挙げたオルフェーヴルが勝ち負けする可能性が高いということです。芝2000mでも芝3000mでも古馬が相手でも勝っているわけですから、実績面での死角はないでしょう。相手強化の今回で、前走の阪神大賞典のようなことがあれば2着も厳しいと見ていますが、“淀の変”が起こらない限りは勝ち負けでしょう。 ○は昨年の天皇賞(秋)の勝ち馬でジャパンCの2着馬トーセンジョーダン。岩田騎手は土曜日の下鴨S(芝2000m)で、決め手不足もメンバー中トップクラスのスタミナを誇るトーセンジョーダンと同タイプのサトノシュレンで天皇賞(春)の試走的な騎乗をしました。大外枠から向こう上面では後方に控えて、そこから徐々にポジションを押し上げ、3コーナーでは先頭に立つという、他馬よりも先に仕掛けることで後続の決め手を完封する作戦でした。そのレースではやはり京都の馬場が速すぎることもあり、決め手が勝った2頭に交わされての3着に敗れましたが、天皇賞(春)は更に距離が伸びる分、サトノシュレンよりも直線でのセフティーリードが保てると見て対抗に推します。 ▲はオルフェーヴルが出走するレースでは万年2着のウインバリアシオン。3コーナーから動いていった昨年のジャパンCではトーセンジョーダンに完敗の5着(勝ち馬ブエナビスタ)という苦い経験から、今回もオルフェーヴルを徹底マークの2着狙いの騎乗をする可能性が高いでしょう。
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