netkeiba

　改装後の中京ダートは、最後の直線が長くなり、ゴール前に坂が出来たことがフォーカスされるが、ダート1400mの場合は、芝スタートから3角までの距離が長いのも見逃せない。また、コーナー角度が緩くなったことで、テンの速い展開でも先行馬は減速することなくコーナーに入りやすい。旧コースより差せるレイアウトではあるが、スピード指向の先行馬が残りやすいのも特徴だ。

　本命はインオラリオ。2走前のコーラルS(阪神ダ1400m)では、テンの3F・33.7秒のハイペースを好位追走から3馬身差の圧勝。前走の栗東S(京都ダ1400m)は、スタート前の放馬でジ・エンドだったのは事実だが、テンの3F・34.6秒のペースを2走前と同じ位置取りで6着。ここ2戦の指数もそうだが、デビューからの指数推移を見る限り、高速ダートの消耗戦を得意にしているのは明らか。

　また、良馬場のパンパンダートより、湿ったダートの方が指数が出やすいタイプだけに、馬場の回復が遅れるほどチャンス大だ。

　相手は素直に指数実績馬のシルクフォーチュンとアドマイヤロイヤルの2頭。