丹下日出夫の予想

丹下日出夫

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問答無用の決定力!週末の特別レースを完全に制圧します!

3月25日 中京11R 高松宮記念(G1)

丹下日出夫の見解

【次代を担う】ロードカナロアは、デビュー以来、6ハロン戦は6戦6勝の負け知らず。次代のスプリント界を背負って立つ逸材だ。ま、スプリンターの定義は意外にシンプル。前半3Fでも後半3Fでもいいから、特色のあるラップで勝ちきれたかどうか。その数字によって、能力のありかが判断できるが、カナロアは、三走前の京洛Sを、上がり32秒7で豪快に一気差し。切れ者でならした、あのデュランダルと互角の上がりをマーク。この末脚を起点に、続く京阪杯は、内めの3番枠で馬込みを経験。前回のシルクロードSでは、気がつけば直線中ほどで先頭。57キロを背負い、最速の上がりで後続を0秒4差とチギり捨てた。時よ時節よ、GI制覇を待っていた。もちろん、僚友カレンチャンの実績は強力。函館SS・キーンランドC連勝に加え、急坂の中山・スプリングSの覇者。芝目の長い洋芝の中京のパワー決着もドンと来い。前走は、高松宮記念を想定しての叩き台。今回は反応も違うだろうしミッシリ手綱を動かしてくる。割って入ればマジンプロスパー。坂のある阪神1400mを、1分19秒9のタイレコードで走った素質の持ち主。脚元と相談しながら、造り時を模索し、ようやく辿りついたGI。今こそが競走馬としての勝負時だ。惑星はアグネスウイッシュ。前回の山城Sの末脚は、一頭だけ次元の違う脚色。1分8秒後半の時計なら足りる。サンカルロ、ダッシャーゴーゴー、ジョーカプチーノが、小差で上位を追う。

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