問答無用の決定力!週末の特別レースを完全に制圧します!
【1800mもドンと来い】中山記念は、数あるGIIの中でも、毎日王冠・大阪杯と並ぶ、「格上」的なGII。展開云々の紛れもない、チカラ勝負が大勢だ。トゥザグローリーは、GI制覇こそないものの、有馬記念を二年連続で3着。1600から2400mで7勝をマーク。その勝ち星の中で、もっともすぐれた記録は平成22年暮れの中日新聞杯(開催は小倉・距離2000m)。ラスト4F・11秒9―11秒5―11秒3―11秒1(3Fは33秒9)という加速ラップを、上がり33秒6・1分58秒7でまとめた2000mの記録が、キャリアの中でもっともHレベルだった。中山の1800mに、距離不足云々はない。ま、昨年のヴィクトワールピサほどの貫禄があるかといえば、正直疑問も残るが、3コーナーすぎから、一気のロングスパートを決め切るくらいの気概でないと、ドバイ遠征もどうか(笑)。相手本線はリアルインパクト。マイルCSは、馬場と展開の読み違え。前走の阪神Cは、馬群に包まれ10着と埋没したが、東京マイルの安田記念を1分32秒0で振り切れるのなら、小回りの中山1800mも守備範囲。鞍上は岩田、馬にとっても気分転換は大きい。一角崩しがあればレッドデイヴィス。昨年のシンザン記念は、過去十年でもっとも速い1分34秒0。二走前の鳴尾記念の上がりは、11秒7―11秒5―11秒0―12秒2。残り1F地点で一気に先頭に並びかけた、レース内容から推定すると、10秒台のラップを軽々マーク。マイルなら切れる、一変の余地あり。マイルCS2着のフイフィスペトルも、もちろん堅調。中山金杯のフェデラリスト、ダイワファルコンは、ここが試金石。
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