問答無用の決定力!週末の特別レースを完全に制圧します!
【昇竜コスモス】アドマイヤコスモスは、2012年の中距離重賞戦線で、もっとも飛躍が期待される昇竜の一頭。3歳春の中央デビューは2着。以降は、地方に転出。伏竜となって身をひそめていたが、中央再転入となった昨年5月の二王子特別の、上がり32秒9を起点に5連勝。馬場云々もあるだろうが、二走前の大原S・1分56秒8はレコード。初の重賞・福島記念も難なく突破。5連勝の中身は相当濃い。半兄のアドマイヤフジは08年、09年の中山金杯を連覇。熟成度の高い、味わいのある血統だ。V6で将来を占いたい。フェデラリストも、同様な軌跡をたどって近二戦を連勝。特に前走は、ラスト4Fのレースラップ・11秒8―11秒2―11秒6―11秒5というレースラップに対し、自身の上がりは33秒6。しかも後続には3馬身差の完勝。母はダンスパートナー、GIIIのハンデ戦なら、十分勝ち負けになる。ダイワファルコンは、中山コースは9戦5勝。馬券の対象から外れたのは、わずかに2回という相性の良さを誇る。前回のディセンバーSの失速を見ると、目に見えない疲れもあったか。ただ、本質的にはマイラー。2000mは1Fが微妙に長いかもしれない。中日新聞杯の勝者コスモファントムは、脚質に幅が出て進境がうかがえる。坂への対応のぶん、☆印に止めたが、57・5キロのハンデも、ほぼ想定内だ。一昨年の金杯優勝馬アクシオンも、GIIIに条件好転。巻き返しを要注意。エクスペデシヨンは、輸送に気をつかうタイプだけに、当日の気配を注視したい。
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