の予想

5月27日 東京10R 東京優駿(G1)

  • 馬連

    1点

    2

    -

    8

    4000円

  • 馬連

    流し

    2通り

    2

    相手

    10

    14

    各1500円

  • 馬連

    流し

    3通り

    2

    相手

    6

    11

    17

    各1000円

購入:10000円(6通り)

このレースの収支

払戻:0円
収支:-10000円

の見解

 例年オークスとダービーは相対関係にあります。09年のオークス(勝ち馬ブエナビスタ)はスローペースで、09年のダービー(勝ち馬ロジユニヴァース)はハイペース。一昨年のオークスは(勝ち馬アパパネ)はハイペースで、一昨年のダービー(勝ち馬エイシンフラッシュ)はスローペース。そして昨年はオークス(勝ち馬エリンコート)もダービー(勝ち馬オルフェーヴル)も平均ペースで決着したという具合です。

 馬場状態による影響もありますが、「オークスが遅すぎたからダービーは速く行こう」、「オークスは速く行きすぎたからダービーはゆっくり行こう」、「オークスが理想的だったから、ダービーもそのままで」という騎手心理が働くのが最大の理由でしょう。

 今年のオークスはマイネエポナが1000m59秒1のペースで逃げて、道中でもっとも緩んだラップが12秒4。ラスト4Fでもほとんど加速することのないハイペースでした。前記した傾向を汲むならば今年のダービーは真逆の流れのスローペースでしょう。絶対的な逃げ馬もいません。

 先日のオークスを勝利した川田騎手が、「僕の馬(ゼロス)が4コーナーまで先頭でしょう」とコメントしていましたが、実際にゼロスがゆったりと逃げる可能性が高いです。最近は「決め手ある馬がダービーを勝つ!」と言われていますが、実際にそのようなダービーになる可能性が高いと見て、◎にはヒストリカルを推します。

 ヒストリカルはきさらぎ賞でワールドエースよりも速い、上がり3F32秒9の末脚で、ワールドエースに0.2秒差の2着まで迫りました。中央場所の重賞ペースでラスト3F32秒9をマークできる3歳馬は滅多にいませんから、幼さの残る競馬ぶりながらもその素質に期待します。

 ○はきさらぎ賞でヒストリカルに次ぐ末脚、上がり3F33秒0で◎ヒストリカルに先着したワールドエース。前走の皐月賞はスタート後に大きく躓く致命的な不利がありながらも立て直し、終始外々を周って2着という好内容でした。ハイペースの最後方待機から他の有力馬が外へ外へ行くのを見ながら、3コーナーから内に進路を取り、馬場が荒れているところとそれほど荒れていないところの境目を通って勝利したゴールドシップよりもワールドエースのほうが現状は強いというのが私の見立てです。

 ▲はきさらぎ賞の3着馬ベールドインパクトを2着に下し、京都新聞杯を楽勝したトーセンホマレボシ。本来は前走で指数を一気に伸ばした直後の馬を狙うというのは好ましくはありませんが、それまで太めだった体が絞れたことで素質が開花した印象もありました。また、決め手勝負のダービーで◎○の2トップに優る末脚を使える馬が見当たらないし、先行馬のディープブリランテは皐月賞上位の馬との勝負付けがすんでいることから、トーセンホマレボシの先行押し切りを警戒したいという発想になりました。

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