の予想

5月20日 東京11R オークス(G1)

  • 馬連

    1点

    8

    -

    12

    2000円

  • 馬連

    1点

    2

    -

    8

    500円

  • 馬連

    流し

    3通り

    8

    相手

    9

    10

    16

    各2500円

購入:10000円(5通り)

このレースの収支

払戻:0円
収支:-10000円

の見解

 オークスを予想する上で芝2400mへの対応力が気になる方は多いかと思います。牡馬は皐月賞芝2000mからダービー芝2400mと2Fの距離延長ですが、牝馬は桜花賞芝1600mから芝2400mと4Fも距離が延長されます。しかし、オークスは桜花賞組優勢の傾向があるように、雨が降って馬場がよほど悪くならない限り、距離適性がそれほど問われるレースにはなりません。

 それはこの時期の3歳牝馬限定という条件から芝2000m以上を経験したことがある馬が少なく、大半の馬が一気の距離延長を意識するため、道中のペースが大きく緩むからです。例年オークスよりもダービーのほうが明らかに決着タイムが速いのは、牝馬が牡馬よりも弱いということよりも、牝馬のほうが距離延長を意識したレースになることが一番の理由です。

 しかし、まったく距離適性が関係ないわけでもありません。同じスローペースでも距離が長くなればスタミナよりのレースになります。同じスローペースなら桜花賞よりもオークスのほうがスタミナが問われるのです。つまり、桜花賞と芝2000mで行われる忘れな草賞やフローラS、芝1800mのスイートピーSなどのオークストライアルの決着指数が同じくらいなら、勢いあるトライアル組が優勢の傾向にあるのです。そのパターンで浮上したのが、09年のベッラレイアであり(この年は桜花賞馬ダイワスカーレットが回避)、一昨年のサンテミリオンであり、05年のカワカミプリンセスです。

 今年はチューリップ賞の4着馬ジェンディルドンナが勝利したように桜花賞のレベルがあまり高くありません。それならば勢いあるトライアル組優勢と見て、桜花賞とそれほど差のないオークス通用級の指数でフローラSを勝利したミッドサマーフェアを◎とします。ミッドサマーフェアは前々走の君子蘭賞でも上がり3Fタイム2位の馬を0.8秒も上回る36秒2の末脚で独走Vを決め、スローペースの前走フローラSでも中団から直線で一気に伸びて2着アイスフォースに2馬身半差をつけて勝利しました。フローラSは相手が弱かったとも言われていますが、土曜日のカーネーションCの1着、2着馬がフローラSの敗退馬でしたから、そこまで弱くもないでしょう。

 ○は3歳牝馬路線でもっとも決着指数が高かったチューリップ賞の勝ち馬ハナズゴール。チューリップ賞は逃げた馬がシンガリ負けしたレースの流れを利用した勝利とも言えなくはないのですが、2着エピセアロームに2馬身半差をつけたからには、高い評価しないわけにはいきません。前走のNHKマイルCを叩き台にしているのも好ましいです。

 ▲はデビューから右肩上がりで指数を伸ばし、4戦目でクイーンCを勝利し、その次走の桜花賞でも好位から直線で一旦先頭の見せ場のある内容で2着に好走したヴィルシーナ。前走で自己最高指数をマークした後の一戦となりますが、同馬の天井はもっと上にあると見て3番手評価とします。

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