の予想

5月13日 東京11R ヴィクトリアマイル(G1)

  • 馬連

    1点

    8

    -

    12

    1000円

  • 馬連

    1点

    2

    -

    8

    500円

  • 馬連

    流し

    2通り

    8

    相手

    10

    14

    各1700円

  • ワイド

    1点

    8

    -

    12

    1000円

  • ワイド

    1点

    2

    -

    8

    500円

  • ワイド

    流し

    2通り

    8

    相手

    10

    14

    各1800円

購入:10000円(8通り)

このレースの収支

払戻:0円
収支:-10000円

の見解

 最大の見所は「休養明け2戦目女アパパネの連覇なるか?」ということでしょう。昨春のアパパネは休養明けのマイラーズCで、シルポートとクレーバートウショウの行ったきりのゆったりとした流れを、大外18番枠から終始外々を追い上げる見せ場のある内容で4着に破れた後、同レースを勝利しました。

 昨年のヴィクトリアマイルは、ブエナビスタが本調子ではなかったこと、オウケンサクラが3F目からラストに向かって減速するスプリント戦のような流れを利した勝利ではあったもの、1分31秒9の高速決着で、大外16番枠から再び終始外々を回るロスある内容での勝利でした。3年前の勝ち馬ウオッカや一昨年の勝ち馬ブエナビスタ級ではないにしても、牝馬限定戦ならさすがにトップクラスであることを証明してくれました。

 しかし、アパパネは昨秋緒戦の府中牝馬Sで見せ場のない14着に敗れます。その時、関係者から囁かれていたことは「お母さんの身体になってしまって、なかなか体が絞れない」ということでした。しかし、次走のエリザベス女王杯では一変。シンメイフジがレースの前半から、一気に後続を引き離す超オーバーペースを、ヴィクトリアマイルの時のように展開を利してではなく、今度は3番手追走から直線で一旦先頭に立つ内容の濃い3着に巻き返しました。

 今回のアパパネは休養明け緒戦でトンコロしたという意味では昨秋と同じような状況ですが、異なるのは一昨年は休養明け3戦目のエリザベス女王杯でも3着に好走したのに対して、昨秋の休養明け3戦目の香港マイルでは全く見せ場がなかったことです。競走馬の衰えは人間と同じで一気にくるものではなく、徐々にくるものですから、それに関しては単純に調子落ちと考えるのが順当です。しかし、今回で復活する保障もありません。

 また、土曜日の外差し有利の傾向を見るとアパパネを無印にしてはいけないような気がしてしまうのですが、5冠馬に中途半端に印を打つのも失礼なので、ここは潔く無印とし、新興勢力の浮上を期待します。

 その新興勢力とは前哨戦の阪神牝馬Sを逃げ切った◎クィーンズバーンです。クィーンズバーンは阪神牝馬Sを11番人気で逃げ切ったことから、一般的に展開に恵まれての勝利だったと言われています。しかし、3番手を追走して16着に敗れたフォーエバーマークが次走の福島民有Cで3着に巻き返しているように、道中で緩みのないオーバーペースだったことは明らかです。

 ヴィクトリアマイルで例年有力視される阪神牝馬Sの勝ち馬でありながら、これほど人気がないのも珍しいので、4年前に阪神牝馬Sを5番人気で逃げ切り、このレースで穴を開けたエイジアンウインズのパターンを期待してみます。クィーンズバーンが阪神牝馬Sでマークした指数はエイジアンウインズほど高くないのですが、土曜日の差し有利の傾向が良いけん制となり、他馬が競りかけていかなければチャンスがあるでしょう。

 ○は昨秋の牝馬重賞で3勝を挙げているフミノイマージン。昨年のエリザベス女王杯は休養明け好走の反動で8着大敗を喫しましたが、牝馬限定G1ならば通用する力はあり、不利やロスがあっても大崩れしないのが魅力です。

 ▲は昨年暮れから上昇一途のオールザットジャズ。前走の福島牝馬Sは前半で脚をうまく溜めたとはいえ、ハイペースを早めに抜け出す競馬で、着差以上に強い内容でした。まだまだ伸びていく可能性のある馬ですが、展開が前に向くという決め打ちしていることから狙い下げました。

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