丹下日出夫の予想

丹下日出夫

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問答無用の決定力!週末の特別レースを完全に制圧します!

5月6日 東京11R NHKマイルC(G1)

丹下日出夫の見解

【朝日杯FSの時計の意義】アルフレードの朝日杯FSの記録を信頼。前走のスプリングSは、心身ともに、朝日杯FSの疲れや緊張感が抜けきらない、ギスギスした造りというか。12着と思わぬ惨敗を喫してしまったが、朝日杯FSは、1000m通過が57秒8―1200m通過・1分9秒8―1400m通過・1分21秒5という、確からしいラップを踏襲して、レースレコードタイの1分33秒4。そのもう一つ前の、新潟マイル・きんもくせい特別では、上がり32秒5で一気差し。左回り、マイルシーンにおける数字的裏付けは、十分すぎるほど示してきた。この中間、再放牧。美浦トレセンに帰厩して、今回はウッドではなく、主にPコースを使用して、ストレスがたまらないよう、調教に工夫を凝らしてきた。オルフェーヴル失速の翌週。マスコミは、スプリングS大敗明けのアルフレードの体調や御し方について、当然言及もしてくるだろうが、鞍上のウィリアムズは、失敗するなんて? たぶん、朝日杯FSのいいイメージしか頭にないだろう。なんて、2歳暮れと年明け4月の違いはあるが、カレンブラックヒルのニュージーランドTは、1000m通過が57秒6―1200m通過・1分9秒3―1400m通過・1分21秒3を踏襲しての1分33秒2。アルフレードに十分対抗できる、時計的根拠は確立した。この両頭を、まとめて負かす可能性があるとすれば、マウントシャスタ。前回の毎日杯は、馬場差2秒見当の重馬場で1分49秒7。ヒストリカルの強襲に屈したとはいえ、中身は相当濃い。軽快に上がり12秒前半で駈け上がる、坂路調教にも非凡さがにじみ出ている。惑星は、適鞍のマイルに戻ればモンストール。近直のジャスタウェイのアーリントンCの末脚のほうに目がいっているが、成長力云々は別にして、新潟2歳Sは明らかにモンストールの力が一枚上だった。

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