の予想

2月19日 東京11R フェブラリーS(G1)

  • 馬連

    流し

    2通り

    15

    相手

    7

    11

    各3000円

  • 馬連

    流し

    2通り

    15

    相手

    9

    16

    各2000円

購入:10000円(4通り)

このレースの収支

払戻:0円
収支:-10000円

の見解

 フェブラリーSは過去10年で1番人気の成績は8勝、3着1回、着外1回と抜群の成績を残しています。波乱になることが多いJRAのG1レースの中では異彩を放つ本命党バンザイのレース傾向なのです。しかし2着には5番人気前後の配当妙味のある馬が入線することが多く、点数を絞ってガッチリ勝負に行ける上にリターンもそれなりに見込めるという結果となっています。個人的にも相性がとても良いレースなので、今年もしっかり当てたいです。

 ◎はトランセンドにします。今回のメンバーでは能力面、安定感から考えて最も死角の少ない馬と言えるでしょう。昨年のフェブラリーSの時点では例年のフェブラリーSの覇者たちと比べると指数が低く暫定王者の感がありましたが、次走のドバイWCでは見事に2着入線を果たしました。昨年のフェブラリーSでは全力を出し切らずに勝利していたのでドバイまでお釣りがあったようです。

 また昨秋の南部杯はパドックを見ると休養明けでいい状態には見えませんでしたが、ハイペースを先行していったん失速しかけたところからファイトバックして勝利してしまうという底力を見せつけるレースを演じました。その次走JBCクラシックではスマートファルコンとの一騎打ちを演じてダートでの自己ベスト指数をマークしました。そしてその次走ジャパンCダートではエスポワールシチーとの激しい先行争い、エスポワールシチーを失速させながら自らは逃げ切り勝ちを決めるという圧巻の内容で世代交代を強烈にアピールしたのです。

 確かにトランセンドにとって今回の一戦はドバイWCに向けての叩き台の意味合いが強い一戦です。しかし昨年のフェブラリーSと南部杯でも70点くらいのデキで勝利しているわけで、スマートファルコンが出走しない今回のメンバーでは負ける可能性は低いと言えるでしょう。また15番枠も他の先行馬を見ながらスムーズにレースがしやすく、トラブルに巻き込まれにくいことになるわけで、距離ロスが少々あっても実力上位馬にとってはラッキーな枠です。

 ○はヤマニンキングリーを推します。ヤマニンキングリーはデビュー以来芝路線をずっと走り続け、09年の札幌記念ではあのブエナビスタを撃破した瞬発力の持ち主です。ところが昨秋のシリウスSでは初めてダートに出走すると好位からレースを進めて2着以下を突き放しての快勝を決めました。期待の高かった次走ジャパンCダートではレース間隔が約2か月開いてしまったことから道中の行きっぷりが悪く7着、初めて本格的に砂を被ったことも敗因となりました。

 またその次走東京大賞典では積極的に好位からレースを進めたためにスタミナ切れで失速、上がりタイムの掛かる本格的なダートの消耗戦を未経験だったことが応えたようです。今回の舞台は東京ダ1600m。スタート地点が芝なのは3走前のシリウスSと同じでスタートからの加速をつけやすいでしょう。近3走でダートの経験値を積んだヤマニンキングリー、ブエナビスタを撃破した内包している瞬発力を生かしきれる舞台でトランセンド撃破を狙います。

 ▲はダノンカモンです。昨秋の南部杯は今回のフェブラリーSと同じ東京ダ1600m。その南部杯で正攻法の競馬で2着入線した実績は今回のフェブラリーSでは高く評価できます。前走のダ1400m根岸Sでは行きっぷり悪く5着に敗れてしまいましたが、前々走のダ1800mのジャパンCダートでいつもよりも後方からレースを進めていた直後のレースだったことから考えれば、まずまずの結果と行きっぷりだったと言えるでしょう。今回は1400m戦を叩かれた直後の一戦となるわけで本来の行きっぷりが戻ってくるはずです。それならば昨秋の南部杯で見せた軽快な先行策からの粘りが期待できます。

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