丹下日出夫の予想

丹下日出夫

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1月29日 東京11R 根岸S(G3)

丹下日出夫の見解

【本質を問う】冬場は、明け3歳も古馬も、当然ながらダート競馬が主体。しかし、ダート馬の番組や距離体系は、必ずしも整備されているとはいえず、特に3歳馬は、1200から1400mベースの短距離馬は、目を瞑って芝に転じるか。1Fが長い1800m以上の距離体系に(1800ダートはOP特別は、わりあい数がある)、チャレンジを余儀なくされる。思えばテスタマッタも、そうした一頭。芝デビュー勝ちはともかく、3歳5月に東京1400ダートを、同日の古馬の1000万を1秒近くも上回る1分22秒8で楽勝(脚抜きのいい重馬場だが)。初の古馬対決・1200ダートを1分11秒0で一気差し。3勝を挙げたはいいが、そのあと使う短距離戦がない。明らかに距離が長いと知りつつ、「もしかしたら能力で何とかなるのではないか」と、大井のJDDに参戦。あれよあれよと、能力だけで2000mを勝ち上がってしまったが、3歳春以降、同馬の最大のパフォーマンスは、全盛期のエスポワールシチーに迫った、平成22年のフェブラリーS・2着ではなかったか。前走の東京大賞典は3着に敗れたものの、道中はスマートファルコンの逃げを脅かす行きっぷり。確かに根岸Sは、距離体系を戻しての叩き台ではあるが、デキはピーク。テスタマッタの本質は、マイル前後の距離での差し比べにあり。本命の打ちどころ、馬券的妙味は、今回とみた。ダノンカモンは、GIの南部杯、武蔵野Sを2着。安定度は抜群だ。早めに先頭に立つと気を抜くクセはあるものの、ジョッキーも工夫を凝らしてくるだろう。「勝ち」にこだわり、テスタマッタを◎としたが、もちろんダノンは崩れない。割って入ればヒラボクワイルド。前走のギャラクシーSは、1200通過が1分10秒0というHペースの上に立ち後続を2馬身半とチギる楽勝。1400ダートに安住の地を見つけた。記録という意味では、今が旬。走破タイムやラップは、一年以上置くと腐るもんです(笑)。シルクフォーチュンは、他力本願の上に、冬場は若干馬が硬くなる。前年の覇者セイクリムズンも今季は良化がスロー。ちなみに鞍上の幸は、ヒラボクを選んでいる(たぶん)。連穴は静岡TV杯・1分23秒5が光るタイセイレジェンド。

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