問答無用の決定力!週末の特別レースを完全に制圧します!
【重賞にタッチ】タッチミーノットは、初重賞制覇に、あと一歩。中山・福島とコースの違いはあるものの、昨夏のサマー2000シリーズの覇者イタリアンレッドを相手に、クビ差2着の接戦を演じた、昨夏の七夕賞のゴール前のシーンは一年たっても記憶に鮮やか。この季節になると、黒鹿毛の皮膚が一層光沢を増す夏馬だ。前走の目黒記念は、1コーナーで他馬によられバランスを崩し、意図するポジションより後ろに押し込められるロスが痛かった。2000mは3勝、距離はベスト。一週前にハード追い、直前は息を確かめる調教も、同馬のセオリー。鞍上の横山典も、馬に対する思いもそうだが、夏の福島に参戦-期するところがあるように思う。きさらぎ賞以来、勝ち星から遠ざかっているが、トーセンラーは菊花賞3着の実力馬。前回の鳴尾記念も、先着二騎に力負けは喫したものの3着に好走。今状態はいい。腰の甘い馬だけに、平坦もプラス材料だ。ただ、以前より踏ん張りや粘りは増したとはいえ、440キロ前後の軽量馬。岩田、懸命のファイトをもってしても、57キロが最後の伸び脚に微妙に影響を与える可能性も捨てきれない。一角崩しはダイワファルコン。追いだすと、がむしゃらに走る、脚の使いどころの限られた馬だけに、東京ではなし崩しのシーンが多々見受けられるが、七夕賞の舞台は、クビ差2着の接戦を演じた中山金杯と、馬場コンディションやコース形態に共通する部分が多い。時計も1分59秒をめぐる攻防だろう。惑星はエクスペディション。爪に不安を抱える馬らしく、冬場は脚元を気遣って馬もイライラ。消化不良の競馬が続いていたが、不安の快勝した今回は、心身ともにスカッとしている。小倉2000mの釜山Sを1分58秒3で楽勝の持ち時計あり。記録では負けていない。ゲシュタルトの、エプソムCの大敗理由は、道悪のAJCC2着激走の反動。短期放牧でリフレッシュできているし、少し時計のかかる、パワー勝負も得意だ。あと時計1秒、詰める必要があるが、デキのよさ、53キロならニシノメイゲツにも一発の目。
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