問答無用の決定力!週末の特別レースを完全に制圧します!
【連軸不動】毎年、夏のこの時期。「唸っている馬」というのが、必ずいるもんだが、トウカイパラダイスは、競走馬として、今が最大の旬。初重賞制覇へ手が届くところにきた。天皇賞(春)は、さすがにGI。10着とハネ返されたものの、GIIの目黒記念を0秒3差の2着に好走。距離不足かと思えた前走の巴賞も、器用にインを突き、同時に洋芝も克服。パンパンに張った肉体面の充実振りも目を引くが、鞍上の指示に即座に反応できる、気性面の成長も見逃せない。相手は強化されたが、2000mに距離延長はプラス、ハンデは56キロ止まり。GIII突破の条件はそろった。当面の目標はマイネルスターリー。エプソムCの大胆な先行策は、完全復調を思わせる好内容。1分46秒9という時計も優秀だ。平成22年の函館記念、昨年は巴賞勝ち。函館の洋芝適性も、元々高い。三番手にはトランスワープを抜擢。パワー型の先行馬が、前回の福島テレビオープンでは一転追込み。パワフルな末脚と使える脚の長さは、函館2000mとの好相性を想像させた。実績なら、GIIIの中日新聞杯勝ちのコスモファントムだろうが、57.5キロ。牧場で乗り込んでいるとはいえ、久々はマイナス材料。昨年の2着馬マヤノライジンは、ひとたたきして状態は上向いている。ネオヴァンドームも、この組み合わせは、中山金杯あたりより易い。
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