丹下日出夫の予想

丹下日出夫

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問答無用の決定力!週末の特別レースを完全に制圧します!

12月17日 阪神11R 阪神C(G2)

丹下日出夫の見解

【安田記念の衝撃再び】安田記念を制した時の積極策に転じれば、リアルインパクトの巻き返し濃厚。前回のマイルCSは、中距離1800メートルの毎日王冠をクビ差2着に粘り込んだ、底力を過信しすぎたか。先行馬有利の、しかも高速の上がりを得意にしている同馬にとっては緩い馬場。中団待機策で5着と伸びあぐねたものの、紐解けば安田記念の1000m通過ラップは57秒0。1200mは1分8秒2―1400m通過・1分19秒8という、よどみのないHラップを二番手追走から古馬をネジ伏せる先行勝ち。1F短縮の1400mのほうが、流れにも乗りやすく持ち味を発揮しやすいハズだ。対抗としたリディルも、マイルCSは暴走気味に出て末を失ったが、スワンSは1分19秒4の完勝。マイルよりペースの速いF戦なら、折り合い確かでコントロールも利く。桜花賞馬マルセリーナの切れが一角崩し。前回マイルCSの最速の上がりを見ると、やはり本質は7から8Fのマイルベースの差し馬だ。NHKマイルCの覇者グランプリボスは、前走のパドックには、ちょっとガッカリ(相変わらずのイレ込み)。いざ実戦でも、まだ無駄なアクションが多い。本当によくなるのは、ここを叩いてから。阪急杯を1分20秒7で一気差しを決めたサンカルロも、展開次第では首位有望。ただ、今回は攻め馬の精度が若干落ちる。いきなり別定・GII挑戦は厳しいが、ヤマカツハクリュウは、目下絶好調。二走前の1分20秒7は、ここでも足りる計算なのだが…。

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